メダルプロジェクトの回収箱寄贈 田無工「歩く建築同好会」が西東京市に
2020年東京オリンピック・パラリンピックのメダルを、使用済みの携帯電話やスマートフォンなどの小型家電からつくろうという「みんなのメダルプロジェクト」が各地で進んでいる。この活動を受けて東京都立田無工業高校(早川忠憲校長)生徒の「歩く建築同好会」が「都市鉱山」をイメージした使用済み製品の回収箱を製作し、地元の西東京市に[2018年]5月28日、贈呈した。(写真は、回収箱を挟んで丸山浩一市長=左と菅田悠斗会長=右ら)
回収箱は高さ約1m、幅50センチ、奥行き40センチの合板製。煙突形の投入口からスマホなどを投げ込むと、透明な胴体部分を通って下のカゴに集まり、扉を開けて取り出す仕組み。内部は青と赤のLEDランプが点滅して鉱山内部のように見える。
西東京市役所田無庁舎2階ロビーで実施された贈呈式で、田無工の生徒で同好会会長の菅田悠斗君(17)は「回収箱は先輩たちの卒業記念作品です。楽しんで回収できるようにデザインを工夫し、図面の作製や箱の製作をみんなで分担した。メダルプロジェクトにみんなが参加することにつながればうれしい」と話した。
丸山浩一市長は「田無工業の生徒たちは今回だけでなく、これまでも木製ベンチを制作、寄贈したり近隣の特別支援学校と交流したりするなど地域活動に貢献している。感謝しています」とねぎらいの言葉をかけた。
菅田会長によると、同好会はこのほか障害者スポーツ競技で知られるボッチャの補助具ランプ(勾配具)を寄贈したり地域の神輿をつくったりするなどの活動を続けてきた。
「みんなのメダルプロジェクト」は2017年4月から始まった。2020年東京大会の約5000個の金、銀、銅メダルを使用済みの小型家電から作製するのが目標。大会組織委員会のホームページによると、2018年3月現在、このプロジェクトに参加しているのは西東京市をはじめ全国の自治体1,404自治体に上り、約7割を超える。
(北嶋孝)
【関連情報】
・東京都立田無工業高校 歩く建築同好会(同校HP)リンク切れ(同校は2023(令和5)年4月1日東京都立田無工科高等学校に校名変更)
・都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト(東京大会組織委員会)
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