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暮らし

サンデー・フィーバー「さあ、踊ろう!」 「やぎさわディスコ」プレイベント

2019年6月12日 石田裕子
プレイベントのチラシ

障害のある人もない人も、みんなで一緒に踊ろう! こんな思いを胸に、いま「やぎさわディスコ」の企画が着々と進んでいます。本番は7月14日、柳沢公民館。その日に備えて5月19日にプレイベントが開かれました。実行委員会の石田裕子さんが、経緯も含めて報告します。(編集部)

 

葛飾区の「立石ディスコ」がきっかけ

 

柳沢公民館の視聴覚室で行われたプレイベント。「やぎさわディスコ」の始まりである。きっかけは、障がい者のある人も無い人も共に楽しむ葛飾区の「立石ディスコ」だった。このイベントを知った市内在住の古谷俊雄さんが、西東京市でもやってみたいとほっとネットステーションに相談して具体化した。

会場は、バリアフリーで、しかも音が漏れない、土足で使えるなどの条件を満たさないといけない。市内の公共施設を思い浮かべると、柳沢公民館の視聴覚室がピッタリに思えて、公民館と一緒に事業展開することになった。

 

受付スタッフの俵さんと真鍋さん

 

障がいのある人も無い人も役員に

 

実行委員会を立ち上げ、準備が始まった。役員は、音楽大好きの古谷俊雄さんが代表、あとは美容師の佐古さん、昔ディスコで鳴らした西尾さん、中途障がいで片麻痺があるものの、動くのが大好きと言う久保さん。柳沢公民館の「喫茶コーナーふれあい」のメンバーの山田さん、古瀬さん。私は副代表になった。このディスコの本家「立石ディスコ」がある葛飾区出身ということだが、それは口実かな。実は障がい者支援とディスコが好きなんです。

当日のボランティアには、看護師の菅野さんも参加し、万全の救急体制で臨んだ。
 ディスコだから、音楽をかけて踊る。心配していた音楽の著作権料も、日本音楽著作権協会(JASRAC)に照会して、特例措置に該当することが確認できた。著作権があるものには通常、使用料が発生するが、無料で実施、出演者も無料、非営利団体が主催、などの条件によってクリアできた。

 

杖を預ける人も

 

いよいよ、プレイベントの当日。1時間半のディスコでは、立石ディスコの常連の方が埼玉県から来てくれて、最初から盛り上げてくれた。立石ディスコのスタッフも応援に訪れた。

なかには、柳沢公民館に別の用事でたまたま来たご夫婦がデイスコのイベントを知り、オープンに合わせてもう一度やって来た。お二人は、踊ることがお好きなようで、持ってたいた杖をクロークに預け、めっちゃ楽しそうに踊ってくれた。

実行委員会が一番検討したのは、クロークだった。ディスコ世代の人はご存じだろうが、バッグを持ったまま、コートを着たままで踊ることは無い。ロッカーやクロークに預けて楽しむのがディスコだ。どんな風に預かるのが良いか、雨だったら傘をどうするか、用意した袋に外付けして預かる準備をしていた。今回はそれが傘ではなく、杖だった。

 

こんなに好きなんて

 

親子で参加した方は「子どもがこんなに踊りが好きとは知りませんでした」と笑顔を見せた。小学6年生の女の子は、「ダサかっこいい」と昨年大ヒットした日本の男性ダンス&ボーカルグループDA PUMP(ダ・パンプ)の「U.S.A」をリクエストした、その曲が流れると、弾けて踊った。「知ってる曲だけ踊るんだな、とわかりました」とママも笑顔で話した。

「もともと踊るのが好きな子なので楽しみに参加しました」と言うママもいた。中盤には、NHKテレビ「おかあさんといっしょ」で人気の「ブンバボン」をみんなで踊るコーナーもあった。障がいを持つ当事者の青年が先生を務めてくれた。

後半は、役員の久保さんが杖を持ちながら真ん中で踊った。車椅子で来て、上半身を楽しく揺らす方もいた。最後は、参加者みんなで手を繋ぎ、輪になって踊った。

 

輪になって踊る

 

本番の第1回は7月14日

 

帰りにお願いしたシールアンケートでは、一人が「まあまあ」に、後の全員が「楽しかった」にシールを貼って帰って行った。ちなみに「まあまあ」と答えたのは、受付スタッフに入ってくれた男性でした(笑)。

反省会では、「初めてのディスコでした。我にかえると踊るのが恥ずかしいので、我に返ってはいけないんだ、と思いました」と言った女性の言葉に笑いが起きた。

第1回のチラシ

この日はプレイベント、本番の第1回は、7月14日(日)に予定されている。プレイベントでの反省点を生かし、もっと楽しんでもらえるディスコにしたい。今回よりさらにたくさんの人が来てくれることを願っている。

視聴覚室の定員は100人。赤ちゃんから120歳(!)まで受け入れます。障がいに理解のあるスタッフも募集します。楽しんで、踊りながら、働いてください。

第2回は10月13日(日)、第3回は12月22日(日)、第4回は2月16日(日)を予定しています。
(石田裕子)(写真:筆者提供)

 

【関連リンク】
・下町DISCOの奇跡!!(立石ディスコ・ナイト実行委員会)

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石田裕子

いしだ・ひろこ

 谷戸小学校施設開放運営協議会会長。青少年育成会メタセコイア副会長。西東京わいわいネット(子ども食堂&フードパントリー)事務局長。放課後キッチン・ごろごろ(子ども食堂)代表。やぎさわディスコ副代表。2020年9月からは米寿の義母と同居してケアラーとしてのデビューも果たす。2021年4月から環境まちづくりNPOエコメッセ メンバー。人と猫と文章を書くのが好きで、自転車に乗り市内を駆け抜ける毎日。

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