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連載

富沢このみの「まちおもい帖」

第40回 「おひとりさま」の老後:入院・手術を受ける時

2021年9月2日 富沢このみ

 

2.おひとりさまの備え

 

「ヨタヨタ・ドタリ期」の備えを考えるにあたって、著者は、全くの「おひとりさま」である。一人っ子で生まれ、独身で、両親はすでに他界したため、親・兄弟・子供といった身近な親族は皆無だ。東京大学名誉教授上野千鶴子さんは、「おひとりさま」についてたくさんの著作を書かれている。「おひとりさま」と聞くと、世間が「お可哀そうに」と偏見の目で見ることに対抗し、「おひとりさま」がどんなに良い暮らしであるかを軽妙なタッチで描いてきた。

私自身、ずっと一人で暮らしてきたため、「寂しい」とか「不自由」であるとか思ったことはない。少なからず気兼ねしながら誰かと暮らすことは、とてもできそうにない。しかしながら、おひとりさまの「ヨタヨタ・ドタリ」期を考えると、備えなければならないことが山ほどありそうだ。今回は、まず、入院・手術を受ける時を取り上げてみた。
(次のページに続く)

【目次】
1.ヨタヨタ・ドタリ期への備え
2.おひとりさまの備え
3.入院するときに求められる身元保証人
4.病院にとってのリスク
5.身元保証等高齢者サポートサービス
6.介護保険制度と成年後見人制度の利用
7.増加が見込まれる「おひとりさま」
8.身じまいの作法の必要性

 

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富沢このみ

とみさわ・このみ

 1947年東京都北多摩郡田無町に生まれる。本名は「木實」。退職、母の介護を経て、まちづくりに関わる。2012年より田無スマイル大学実行委員会代表。2016年より下宿自治会広報担当。2019年より、多世代交流・地域の居場所「どんぐり」オーナー。2020年にフェイスブック仲間と「西東京市カルタ」完成。2020年より下宿コミュニティセンター管理運営協議会代表、2022年度から下宿自治会会長。

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