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週刊ひばりタイムス

週刊ひばりタイムス 第406号

2023年2月23日 編集部
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第406号 2023年2月23日(木)

書物でめぐる武蔵野 第28回 続・フェンスの向こうのアメリカ 北多摩から所沢へ

米軍大和田通信所
 東久留米団地は旧日本海軍の広大な通信基地跡に造られたことを前回書いた。そしてその通信基地の痕跡は、現在も新座市大和田の在日米軍基地として残っていることは、連載5「フェンスの向こうのアメリカ 北多摩編」で書いている。武蔵野地区には少なからぬ米軍の施設や基地があったし、いまもある。このことについて再び考えてみたい。

北多摩戦後クロニクル 第8回
1949年 田無の仮装大会始まる 数万人の観客を集めた真夏のイベント

仮装大会
 1949(昭和24)年、田無町(現西東京市)で盆踊りに伴う仮装大会が始まった。意匠を凝らした大掛かりな山車(だし)とさまざまなキャラクターに扮した住民が青梅街道をねり歩くイベントは「関東一の仮装大会」として新聞、ラジオ、テレビで大きく報じられた。大会は年を追って盛大になり、毎年、関東一円から見物客が押し寄せる真夏の風物詩になった。

慣れ親しんだ木造の園舎を見送る 柳橋保育園、建て替えでお別れ見学会

ステンドグラス
 西東京市新町1丁目にある柳橋保育園の建て替えが進んでいる。4月から園児を迎える新しい園舎の完成が近づき、現在の木造園舎はその後取り壊される予定だ。新園舎お披露目に先立ち33年間の思い出が詰まった園舎のお別れ見学会が昨年11月19日(土)に開催された。

「稲門寺子屋西東京」が14年目へ 塾通いしない子らに無料で学習手助け

西東京稲門会寺子屋
 早稲田大学の卒業生の親睦組織、西東京稲門会がボランティアで取り組んでいる小中学生向けの無料の学習塾はユニークだ。経済的な理由などで、学習塾に通ったり家庭教師を頼んだりしていない公立学校に通う小学5年生から中学3年生の子どもたちに会社員やリタイアした人、主婦、大学教授経験者などが無報酬で授業を行っている。…

瞽女の伝承、地域の民俗史を追体験 保谷駅前公民館の講座「瞽女唄が聞こえる」

小関敦子さん
 西東京市の保谷駅前公民館と高橋家屋敷林保存会の共催による地域講座「 瞽女唄が聞こえる」が3月2日、西武池袋線保谷駅北口から徒歩約5分、下保谷四丁目特別緑地保全地区内にある旧高橋家母屋で開かれる。今年で3回目。

最近の話題から

「構造的賃上げ」へ新次元の対策を

第32回 師岡武男 (評論家)

 岸田首相が、就任1年後の22年10月、国会での所信表明で「構造的な賃上げ」を重点政策として訴えた。立派な政策公約だが、その実現には今どうすればよいか、を考えてみよう。
【編集後記】
 行政中心の西東京ニュースが消えてから間もなく2ヵ月になります。カバーしていたぼくが内勤専業になったためです。それでも掲載本数は1月23本、2月は23日現在15本。例年に比べて量は少なくても、中身の濃い話題記事が目立っています。読者のみなさんご存じの通りです。
 しかし明24日から始まる第1回定例会は残念ながらお伝えできません。専任、常勤が欠けた取材の穴はなかなか埋まりません。ご容赦ください。
 今週は5本。それぞれ特色ある記事が掲載されました。建て替えを控えて実施された保育園の園舎お別れ見学会。その報告からは長い間通い続けた筆者の体験が滲み出し、真情溢れる記事になりました。
 順調に回を重ねる連載「北多摩戦後クロニクル」は、「関東随一」と謳われた田無の仮装大会を取り上げました。戦後の拡大する郊外のエネルギーが伝わってきます。「伝説」のリアルがこれからも語り継がれるのではないでしょうか。
 武蔵野の要所要所に、いまもある米軍基地。その過去と現在が今週の「書物をめぐる武蔵野」で明らかになりました。そのほか、西東京稲門会がボランティアで取り組んでいる小中学生向けの無料の学習塾「稲門寺子屋西東京」、瞽女がやってきた地域の歴史を噛みしめる公民館講座。それぞれ地域の過去と現在に光を当てる記事もぜひ目を通してください。「いま」が陰影深く見えてくるはずです。
(北嶋)
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