「東大農場」社会連携協議会の市民委員を募集 南キャンパスのあり方を話し合う
西東京市にある東大生態調和農学機構(通称「東大農場」)の社会連携協議会が市民委員を募集している。任期は2023年4月から2年、人員は約10人。今期の委員は、社会連携の場と想定される南キャンパスのあり方、イベントや市民交流について、機構・行政とともに話し合うという。締め切りは2月28日。
募集要項によると、公募するのは18歳以上の市民10人程度。在住地を問わないが、報酬はない。委員は今年4月から原則として毎月1回、第2火曜日午後6時以降、会議を開く。場所は西東京市の田無庁舎かオンライン開催を予定している。
2021年に機構キャンパスの真ん中を都道が開通した状況を受けて、今期は社会連携の場と想定されている南キャンパスのあり方、農場を活用した体験学習、公開講座、市民交流について重点的に話し合うことになるという。
申し込みはオンライン上のフォームから。名前、年齢、住所、電話番号やメールアドレスを記入の上、志望動機を800字以内にまとめて応募する。選考は機構内の会議で審議し、結果は3月下旬までにメール連絡する。面接する場合もあるとしている。
この協議会は2013年4月に発足。機構・市民・行政の三者が対等な立場で話し合い、機構の教育・研究の発展や社会貢献、市民・行政との協働事業の推進が目的とされている。
これまで「農と食の体験塾 大豆編」や、サマースクール・アクティブスクールなどを開いてきた。昨年10月にはオンラインシンポジウム「市民と考える東大農場・演習林の活かし方~みんなで考えよう! 広大な農と樹木の研究拠点~」を開き、社会連携協議会の10年の活動を振り返るとともに、今後10年のあり方を話し合った。
申し込みはこちらのサイト(Google Form )から。問い合わせは、機構事務室まで。
(北嶋孝)
【関連情報】
・「東大生態調和農学機構社会連携協議会」設置要綱 (東大生態調和農学機構、PDF:167KB)
・農と食の体験塾 大豆編 2022(多摩六都科学館)
- 「東大農場」社会連携協議会の市民委員を募集 南キャンパスのあり方を話し合う - 2023年2月1日
- 眠っている家庭の食品に活用の場を 西東京市社会福祉法人連絡会がフードドライブで寄付呼び掛け - 2023年1月6日
- あけましておめでとうございます。 - 2023年1月1日
「子どもたちのサマーキャンプ」は行われていません。チラシにもあるように〈サマースクール・アクティブスクール〉は実施されました。
ご指摘、ありがとうございました。チラシを確認し、「サマースクール・アクティブスクール」と訂正しました。確認が不十分でした。(北嶋)
お忙しい中、適切な対応をして頂き、大変ありがとうございました。