[2018年]3月6日は「啓蟄の日」だった。幼稚園児の頃、早春を迎えた庭の地面をしばしじっと眺めた。陽当たりのよい場所と日陰の場所では、地面の様相が異なることに気がついた。土中の「世界」はいったいどうなっているんだろうと思った。土や枯れ葉の中の世界を想像した。でも何も見えなかった。… >> 続きを読む

 

東大和市駅前の薬用植物園の案内図

 新興地の趣たっぷりな西武拝島線東大和市駅で下車した。最寄り駅は東大和市駅で、植物園の所在地は小平市だった。どうなっているんだ、頭の中に「地図」が現われない。…改札口を出ると、薬用植物園の案内図が目に飛び込んできた。薬用植物園は東大和市駅から徒歩1分の場所にあった。>> 本文を読む

 暗渠緑道の万緑・百花繚乱の風景はもうそこにはなかった。わずか2カ月で暗渠緑道の風景は一変してしまった。まさしく季節は巡るのである。豊かな色彩王国の雑草はわずか一年サイクルで遺産相続をする。80年もヘイチャラで生きてしまう人間どもと比べ、生から死への時間が物凄く短い。 >> 続きを読む

 

 新しい連載を[2017年]4月最終日から始めます。万葉、古今の時代から武蔵野によく見られたという「紫草」(むらさき)にまつわる話を縦糸にしたエッセー「幻の紫草紀行」です。本来は毎月第3木曜日掲載ですが、4月は特別掲載となります。5月は18日掲載です。筆者は、西東京紫草友の会会長の蝋山哲夫さんです。ご期待ください。(編集部) >> 「序章 新川暗渠道春景色 その1」