西東京市向台町の武蔵野徳州会病院(桶川隆嗣院長)が6月4日、コロナ禍で控えていた第3回「むさとくフェスティバル」を4年ぶりに開く。「あなたのまちのホスピタル」をスローガンに、桶川院長らの医療講演を始め、医師、看護師、臨床検査技師らによる体験コーナーを設けるほか、近隣の社会福祉法人や市民団体などが出店を設けるなど、病院総出で地域住民らと交流するイベントとなる。

 国連が定めた世界自閉症啓発デーは4月2日。毎年この日、各地で多くの催しが開かれ、障がいがあってもなくても、ともに暮らしやすい社会をつくる試みが続いています。西東京市で実施された関連イベント「ライトイットアップブルー西東京」を、主催団体の共同代表・川嶋哲子さんが報告します。(編集部)

 家庭で使われないまま眠っている、食べられるのに捨てられそうになっている食べ物を、必要としている人たちに無料で配布するフードパントリー(食の中継点)の取り組みが今、東久留米市で進んでいる。食に困る人をなくし、食品ロスをなくしてSDGs(持続可能な開発目標)にも繋がる取り組みだ。

 がんサバイバー(がん経験者)向けの運動ブログラムを動画で配信している「ゆる2(ゆるゆる)トレプロジェクト」が3月11日、現地参加型のイベント「ゆる2トレウォーク in 代々木公園」を開催した。1月から始まったプロジェクトも中盤に入り、この日は初めて仲間と一緒に歩いてみた。5月の高尾山ハイクに向けて参加者の期待も高まった。

 コーヒーを飲みながら絵や書を鑑賞し、買い物もできる-と評判のスポットが、東久留米市大門町にある。精神障害者との共生社会の実現をめざす特定非営利活動法人「武蔵野の里」が運営する「ぶどうの郷」だ。東久留米駅東口から徒歩7分。旧北口商店街を道なりに黒目川に向かい、一つ目の信号を越えると右側に元信用金庫だった総2階建ての白い建物が見えてくる。

 動画で配信される軽度の運動プログラムで体力をつけて、5月に医療従事者やボランティアと一緒に高尾山への登頂を目指すがんサバイバー向けの取り組み「ゆる2(ゆるゆる)トレプロジェクト」の申し込みが1月初旬から始まり、参加者を募集している。がん治療後の体力づくりと仲間づくりが一緒にできるのが特徴だ。

 戦後間もない1947(昭和22)年11月、清瀬村(現清瀬市)に、結核研究所臨床部が開設された。その後、結核研究所付属療養所、同附属病院を経て89(平成元)年、結核予防運動の世界共通のシンボルを名称に取り込んだ複十字病院と改称した。大規模な総合病院になっているが、今も60床の結核病床がある。

「走ろう。自分のために。誰かのために。」をスローガンに3月5日(日)午後、東久留米市を流れる落合川沿いの遊歩道をメインコースとするチャリティーラン(ホワイトリボンラン)が行われる。2016年から全国各地で開かれ、東久留米での開催は今回が初めて。参加申し込みの締め切りは1月31日。

 終戦直後、街には戦災孤児があふれていた。救済の手を差し伸べたのはほとんどが民間施設、なかでもキリスト教関係者が果たした役割は大きかった。  東京サレジオ学園は1946(昭和21)年、サレジオ修道会の神父が東京都練馬区の旧陸軍成増飛行場跡の兵舎を借りて園児3人とともに始まった。兵舎は米軍住宅地になるため、47年に現在の小平市上水南町にあった旧陸軍技術研究所跡地の払い下げを受けて移転。翌年には児童福祉法の施行により養護施設として認可を受けた。小中学校の設置も認可され、広大な敷地に子どもたちの生活の世話とともに学校教育も行う養護施設が誕生した。

 家庭に眠っている食品を持ち寄り、「子ども食堂」や「中学校放課後カフェ」などに寄付して有効活用しませんか-。西東京市社会福祉法人連絡会がこんな呼び掛けの下に、1月5日からフードドライブを始めた。家庭だけでなく最近は企業の寄付も始まっているという。1月19日まで市内の24カ所で受け付ける。(食品を持参する施設はピンクの幟が目印。市内栄町3丁目の保谷苑)

 西東京市が市民の健康づくりのきっかけに導入した健康ポイントアプリ「あるこ」を活用したイベント「あるこで街なかウォーキング2022」と子供向けの「歩育」推進イベント「歩育フェスタ」が10月2日、市内で開催された。秋晴れの下、「歩く」をテーマにした両イベントには延べ1000人超が参加し、大人から子供まで健康づくりに励んだ。市が「あるこ」を導入して11月で2年、実際にアプリをどう活用しているか、ウォーキングイベントの参加者に聞いた。

 西東京市は、市民の健康づくりのきっかけに導入した健康ポイントアプリ「あるこ」を活用した市民対象のウォーキングイベント「あるこで街なかウォーキング2022」を10月2日(日)に開催する。同イベントでは2コースを用意するほか、ゴール地点となる多摩六都科学館ではこの日、子供も参加できる「『歩育』フェスタ これで君も歩き方名人!かけっこ名人!」も開催(いずれも認定NPO法人健康都市活動支援機構との合同事業)。子どもから大人まで西東京市で歩き、健康づくりの一日となりそうだ。(写真は、多摩六都科学館。ウォーキングのゴール地点、「歩育」フェスタの会場)

 国、自治体による子宮頸がんワクチン接種を勧める呼び掛けが再開され、西東京市内の中学1年、高校1年相当の女子約1600人に4月中旬、接種のお知らせが送られた。呼び掛けを中止していた間に対象年齢だった市内の約7700人にも5月半ば、公費負担(無料)で接種できると通知した。池澤隆史市長が6月7日と8日、西東京市議会で藤田美智子氏(公明)と中川清志氏(自民)の一般質問に答えた。

 フランスベッド株式会社(本社・東京都新宿区)は、東京都小平市天神町4丁目に、福祉用具や医療機器の物流などを担う新事業拠点「フランスベッド メディカレント東京」を新設し、5月から稼働を始めた。75歳以上の後期高齢者人口の増加に伴う福祉・医療器具の需要拡大を見据えてサービス体制の充実を図る。(写真は「フランスベッド メディカレント東京」)

 障がいをもった人たちが、どういう気持ちを込めて商品を作っているか。そんな「想い」を伝える映像作品が完成し、動画配信サイトのユーチューブで公開されています。映像を制作した西東京市障がい者福祉をすすめる会代表、根本尚之さんの報告です。(編集部)