障害や悩みを持つ人たちが安全・安心に過ごせて、生きて行くうえでのスキルを学び、地域の人たちと交流する―そんな場が東久留米市にある。精神障害者の生活や就労を支援する一般社団法人「Polyphony(ポリフォニー)」(時田良枝代表理事=東久留米市在住)が運営する「リカバリーカレッジ・ポリフォニー」だ。

 西東京市のMUFG PARK内にある、本を持ち寄りみんなで育てる図書館「まちライブラリー」で12月15日、西東京市と小平市のがん患者支援団体が共催するイベント「本でつむぐ心のふれあいサロン@まちライブラリー」が開かれた。参加者は小説、絵本、エッセーなど、大切にしている一冊をそれぞれのエピソードとともに紹介し、本をきっかけにした新たな交流の輪が広がった。

 西東京市は11月27日、厚生労働省及びスポーツ庁主催「第12回健康寿命をのばそう!アワード」で、スポーツ庁長官優秀賞を受賞した。2020年11月から導入している健康ポイントアプリ「あるこ」で健康寿命延伸への取り組みを続け、成果をあげていることが受賞理由となった。

 芝久保第二運動場の年末廃止が決まり、人口20万人の西東京市の市営テニスコートは来年からわずか4面へ。近隣自治体と比べると、断トツ「ワースト1」になります。市内のコートを長年利用し、市大会でも優勝経験のある鈴木麻衣さんの危機感あふれる寄稿です。(編集部)

 文化の日の11月3日、「第22回西東京市歩け歩け会」が開催された。西東京市青少年育成会連絡会「歩け歩け会」実行委員会の主催で、4年ぶりの開催。11月としては異例の夏日となる好天の下、300人を超える参加者とともに約13キロの行程に挑んでみた。

 小平市小川町の社会福祉法人「ときわ会」(遠山陽子理事長)が運営する障害者福祉施設で一部の利用者が職員から身体的・心理的な虐待を受けていたことが明らかになり、小平市と同法人は10月17日、虐待の概要などを公式ホームページ上で公表した。小平市は市議会の求めに応じて10月23日の全員協議会で議員に詳細を説明する。

 「清瀬・東久留米ホスピス緩和ケア週間」が今年も10月2日(月)午後から10月13日(金)午前まで、東久留米市役所屋内ひろばで開催される。「緩和ケアってなぁに?」と題して緩和ケアやホスピス、自宅での緩和ケアについての説明や医療機関の情報などの資料配布、ACP(人生会議)*についてのポスター展示などを行う。清瀬市と東久留米市の医療機関など、緩和ケアに関わる8団体で構成される実行委員会による主催。

 西東京市の芝久保第二運動場(芝久保町5丁目)が閉鎖されることになり、9月11日の西東京市議会第3回定例会の文教厚生委員会で、市スポーツ施設条例など関連する2件の条例改正案が可決された。土地所有者から返還の申し出があったため。議会審査がこのまま進めば、テニスコート5面、ゲートボール場2面などが年末に利用できなくなる。市はホームページへの掲載、ポスターやチラシ掲示のほか、10月に利用者説明会を予定するなど利用者らへの周知に努めるという。

 西東京市出身の体操選手宮川紗江さんが代表を務める体操教室「SAE Sports Academy」が7月4日、地元西東京市北町にオープンした。2日に開かれたオープニングイベントにはリオデジャネイロ五輪で体操女子日本代表としてともに活躍した寺本明日香さん、内山由綺さんもゲスト参加。宮川さんは「地元の体操教室は長年の夢だった」とあいさつした上で、「来年のパリ五輪出場を目指す」と現役続行の意思も明らかにした。

 今年1月から始まったがんサバイバー(がん経験者)がオンライン配信による運動プログラムで体力づくりを行い、高尾山を目指す「ゆる2トレプロジェクト」。5月19日(金)に高尾山ハイクが行われた。当日は雨で、安全に配慮し山頂への登頂は中止となったが、参加者は中腹までケーブルカーで往復した後、周辺散策などをしながら交流の時間を持った。

 西東京市向台町の武蔵野徳州会病院(桶川隆嗣院長)が6月4日、コロナ禍で控えていた第3回「むさとくフェスティバル」を4年ぶりに開く。「あなたのまちのホスピタル」をスローガンに、桶川院長らの医療講演を始め、医師、看護師、臨床検査技師らによる体験コーナーを設けるほか、近隣の社会福祉法人や市民団体などが出店を設けるなど、病院総出で地域住民らと交流するイベントとなる。

 国連が定めた世界自閉症啓発デーは4月2日。毎年この日、各地で多くの催しが開かれ、障がいがあってもなくても、ともに暮らしやすい社会をつくる試みが続いています。西東京市で実施された関連イベント「ライトイットアップブルー西東京」を、主催団体の共同代表・川嶋哲子さんが報告します。(編集部)

 家庭で使われないまま眠っている、食べられるのに捨てられそうになっている食べ物を、必要としている人たちに無料で配布するフードパントリー(食の中継点)の取り組みが今、東久留米市で進んでいる。食に困る人をなくし、食品ロスをなくしてSDGs(持続可能な開発目標)にも繋がる取り組みだ。

 がんサバイバー(がん経験者)向けの運動ブログラムを動画で配信している「ゆる2(ゆるゆる)トレプロジェクト」が3月11日、現地参加型のイベント「ゆる2トレウォーク in 代々木公園」を開催した。1月から始まったプロジェクトも中盤に入り、この日は初めて仲間と一緒に歩いてみた。5月の高尾山ハイクに向けて参加者の期待も高まった。

 コーヒーを飲みながら絵や書を鑑賞し、買い物もできる-と評判のスポットが、東久留米市大門町にある。精神障害者との共生社会の実現をめざす特定非営利活動法人「武蔵野の里」が運営する「ぶどうの郷」だ。東久留米駅東口から徒歩7分。旧北口商店街を道なりに黒目川に向かい、一つ目の信号を越えると右側に元信用金庫だった総2階建ての白い建物が見えてくる。