西東京市中町1丁目の保谷庁舎跡地が整備されて緑の広場となり、9月23日から一時開放された。自転車やバイクの乗り入れ、ペットやボール遊びなどは原則禁止。市は「憩いの空間として利用してほしい」と呼び掛けている。統合庁舎問題が絡むため、この広場がいつまで利用できるかは決まっていないという。
小平市の小学校で教師の体罰や暴言、子どもによるいじめが原因で不登校になった児童の保護者らが「小平市子どもを守る会」を結成し、これまでの市による体罰実態調査が不十分だったとして、第三者機関による再調査を求める嘆願書を9 月4日、小平市長と教育長宛てに提出した。被害児童の中には卒業後の現在も後遺症に悩み、不登校を余儀なくされている家庭もあるという。
西東京市内最大のイベントで、この秋、4年ぶりに開催される市民まつりの準備が進んでいる。緑町の西東京いこいの森公園を会場に、飲食などの出店、市民によるステージ出演などおなじみの企画に加え、今回は環境や子どもを意識したイベントやゾーンなども設けられる。長年、合併の象徴と位置付けられてきたが、コロナ禍による中断もはさみ、20回目となる今回は「みんなでつくる市民まつり」をテーマに掲げ、新たな市民まつりのありようを目指す。(写真は4年前、2019年11月の「市民まつり」入口)
小金井公園内の江戸東京たてもの園で8月5日と6日の2日間、「下町夕涼み」の催しが開かれた。今年の夏は猛暑日が続き体調管理にも気を遣う日々が続く中、さまざまな「涼」を感じる仕掛けがあった。冷房が完備してなかったひと昔前、人々はどのように夏を過ごしていたのだろう。
西東京市出身の体操選手宮川紗江さんが代表を務める体操教室「SAE Sports Academy」が7月4日、地元西東京市北町にオープンした。2日に開かれたオープニングイベントにはリオデジャネイロ五輪で体操女子日本代表としてともに活躍した寺本明日香さん、内山由綺さんもゲスト参加。宮川さんは「地元の体操教室は長年の夢だった」とあいさつした上で、「来年のパリ五輪出場を目指す」と現役続行の意思も明らかにした。
東久留米団地は旧日本海軍の広大な通信基地跡に造られたことを前回書いた。そしてその通信基地の痕跡は、現在も新座市大和田の在日米軍基地として残っていることは、連載5「フェンスの向こうのアメリカ 北多摩編」で書いている。武蔵野地区には少なからぬ米軍の施設や基地があったし、いまもある。このことについて再び考えてみたい。