自由学園の学生らが、自然素材を生かした安心・安全なスキンケア商品の開発を目指し、専門家と組んで起業に挑戦した。社名は「きみとなり」、新ブランドは「Healtic ®(ヒールチック)」。創立100年を超える学園で学生ベンチャー誕生は初めてという。10月26日に始め、11月末に締め切ったクラウドファンディングは最終的に目標の2倍、100万円を突破した。起業の志や今後の活動を知りたいと、東久留米市に広がる学園キャンパスに向かった。

 西東京市新町1丁目の柳橋保育園は老朽化による建て替えを経て、2023年4月から新園舎での園児の受け入れが始まっている。2022年11月に旧園舎でお別れ会をした後、日々園児を見守り、送迎時には保護者を出迎えたステンドグラスの扉や照明はどうなったのか? 「生みの親」であるステンドグラス作家の酒井秀子さんと一緒に保育園の新園舎を訪れた。

 小平市議会(松岡あつし議長)の2023年12月定例会が11月28日に開会し、小林洋子市長は冒頭の「行政報告」で、小平市が「いじめ重大事態」に認定した市立小学校の男子児童側から今年9月に損害賠償請求訴訟を起こされたことを明らかにした。男児側は「担任教諭からいじめの標的にされ、それが同級生からのいじめを誘発して不登校になった」などと訴えている。

 小平市は市立小中学校に通う第3子以降の子どもの学校給食費を来年1月から3月まで無償化すると発表した。関連経費642万4千円を盛り込んだ一般会計補正予算案を11月28日に始まる同市議会12月定例会に提出する。小林洋子市長が11月22日の定例記者会見で明らかにした。東京都の区部に比べて市部の給食費無償化は遅れており、多摩地域では狛江市が小中学校の第3子以降無償化を打ち出している。

 学校給食費の無償化を求める5158人分の署名簿が10月8日、西東京市内で活動してきた市民団体のメンバーから池澤隆史市長に手渡された。活動は10月いっぱい続き、署名はまだ増える見込みという。(写真は、署名簿を渡した市民の会メンバー。中央が池澤市長、右隣が松澤代表=市長応接室。学校給食費無償化を求める西東京市民の会提供)

 小平市の新しい教育委員にFC 東京などで活躍した元サッカー選手の吉本一謙(かずのり)さん(35)が就任することになり、9月29日の市議会9月定例会最終日の冒頭、登壇した吉本さんが「身が引き締まる思い。小平と社会のために貢献できるよう誠意をもって務めさせていただきます」と就任のあいさつをした。任期は10月1日から4年間。

 小平市の小学校で教師の体罰や暴言、子どもによるいじめが原因で不登校になった児童の保護者らが「小平市子どもを守る会」を結成し、これまでの市による体罰実態調査が不十分だったとして、第三者機関による再調査を求める嘆願書を9 月4日、小平市長と教育長宛てに提出した。被害児童の中には卒業後の現在も後遺症に悩み、不登校を余儀なくされている家庭もあるという。

 なんだか不安、しんどい、家族や先生には話せない…。子どもたちのこんな気持ちを受け止めるLINE専用の相談窓口が8月26日、西東京市に開設された。市内の小中高校生らにQRコード入りのカードを配布。スマートフォンの利用が多い子どもたちの現状を踏まえて気軽に相談できる環境を整えた。

 西東京市議会の本会議場に市内の小学6年生が座っている。先生たちが議員と市長役を分担して一般質問と答弁を繰り広げる。耳を傾けた後は自分たちが演壇に立ち、市の魅力や好きなところを発信する。社会科授業の一環で実施された「議会体験」。7月4日の午後、議場は元気な子どもたちの声でいっぱいになった。

◎「ありのまま」を見せる教育実践 車いすの先生と生徒の交流  長瀬千雅(ライター/編集者)

 私(評者)は、小・中・高、大学まで含めた16年で、車いすを使っていたり、視覚障害や聴覚障害があったりする先生には一人も出会わなかった。先生に障害があって、助けが必要だなんてことは思ってもみなかった。

 「おさがりーの夏祭り」という聞き慣れないタイトルの催しが開かれました。西東京市南町5丁目の多世代交流・地域の居場所「どんぐり」で活動している人たちのイベントと聞き、そこのオーナー・管理人の富沢このみさんに見聞記をお願いしました。元気な赤ちゃんと親たちが織り成す、楽しい時間の始まりです!(編集部)

 学校給食費の無償化を求めるスタート集会が7月8日、西東京市保谷庁舎向かいのパスレル保谷で開かれる。東京都内では区部を中心に今年度から無償化に踏み切る自治体が目立つこともあり、「子どもたちの健やかな育ちのためにぜひ実現したい」との声が上がっている。

 子供たちが安心して過ごせる居場所をどう作るか―を考えるうえで参考になるドキュメンタリー映画「さとにきたらええやん」の上映会が7月1日、東村山市市民ステーションサンパルネ2階のコンベンションホールで開かれる。

 子育て中の女性を対象とした保育付きのコミュニケーション講座が5月26日から7月21日まで全9回の予定で開かれる。主催は西東京市ひばりが丘公民館。「イヤイヤ期なんか怖くない! みんな笑顔でいられる」とうたい、「地域で頑張る仲間とともに、ゴキゲンでいられる方法」を探そうと呼び掛けている。申し込みは5月15日(月)正午まで。

 昨年末に清水建設の社宅跡地にできた保谷スダジイ広場の、そのまた奥に広がる竹林で、明保中学校の地域学校協働活動の一環として、「親子でタケノコ掘り」の収穫体験が4月16日(日)に行われた。さわやかな春の一日、地下に太く根を張る手ごわいタケノコに挑む親子の歓声が響いた。