小平市は9月24日、介護サービスの自己負担額が上限を超えた場合に払い戻される高額介護サービス費に過払いと未支給の支給ミスが計913件(計約606万円)あったことが分かったと発表した。システムの運用や確認のミスによる高額介護サービス費の誤支給は全国の自治体で発生している。

頭を下げる丸山市長(前列右)と池澤副市長(左)

 介護保険料の天引き処理の誤りなどで2件の補正予算案が「採決保留」となっていた西東京市議会で9月18日、丸山浩一市長ら特別職3人の給料月額を5ヵ月間、60~30%減額する条例案が提出、可決された。西東京市始まって以来、最も重い市長らの減給となった。同条例案可決を受けて「採決保留」となっていた一般会計と介護保険特別会計の各補正予算案は、予算特別委員会とその後の本会議でともに可決、成立した。

 西東京市議会の予算特別委員会(藤田美智子委員長)が9月16日開かれ、前日に続き一般会計補正予算案など6議案を審査した。同市国民健康保険など4件の特別会計補正予算案は全員の賛成で可決した。しかし一般会計と介護保険特別会計の二つの補正予算案は異例の「採決保留」となった。両予算案には介護保険料の天引き処理ミスなどの事務処理費約580万円が計上されているため、18日に明らかになる市長らの「責任のとり方」をみて態度を決めたいと各会派の意見がまとまった。

 西東京市議会の予算特別委員会(藤田美智子委員長)が9月15日に開かれ、冒頭で丸山浩一市長が介護保険料の天引き処理ミスなど一連の「不適切な事務執行」に関してお詫びした上で、「しかるべき責任の取り方を9月18日に示したい」と述べた。木村俊二教育長も発言を求め、議会や市民説明会に提出、配布した資料の誤りなどを陳謝し、同じく「責任の取り方を18日に示したい」と続いた。この18日は一般会計補正予算案や条例改正案などの議決が予定されている。

「練馬わがまち資料館」サイトのトップ画面(クリックで拡大)

 練馬区の歴史的な文書のほか、戦前戦後の貴重な写真約2万点を集めた専用webサイト「練馬わがまち資料館」が9月10日オープンした。区政資料や各種計画などの公文書を公開し、歴史的文書を図書館などで利用できる自治体は多いけれど、多くの資料をデジタル化し、専用サイトを立ち上げて公開する例は珍しいという。

 新型コロナウイルス感染の濃厚接触者とされていた西東京市の木村俊二教育長はPCR検査の結果、陰性と分かった。8日開かれた西東京市議会の議会運営委員会で、市の柴原洋総務部長が報告した。木村教育長は保健所の指導で11日まで自宅で健康観察するため、公務は委任を受けた飯島伸一教育部長が代行する。

 西東京市は9月6日、市内公立認可保育施設の園児1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。当該園は7日から18日まで臨時休園し、濃厚接触者はPCR検査を実施する予定。市の保育課によると、西東京市の私立保育施設で職員の感染が7月9日に発表された例はあるが、公立施設の園児感染判明は今回が初めてという。

まちテナショップの前に立つ情報ステーション

 西武新宿線田無駅北口に隣接する駅前情報拠点「まちテナ西東京」がオープンしてから9月4日で5ヵ月になる。地場の魅力的な商品が並ぶショップやFM西東京の公開スタジオのほか、タッチパネル式の情報ステーションも特色あるツール。ひばりタイムスもほぼ3ヵ月、情報発信の一端に参加した。

給付を伝える市の通知書

 西東京市の特別定額給付金申請の受け付けが8月31日で終わり、1人一律10万円を給付したのは9月1日現在、9万8529世帯、給付率は98.4%となった。市の特別定額給付金担当によると、最終的には99%に達する見込みという。

再開後の本会議に木村教育長の姿はなかった(9月1日午後4時31分)

 西東京市議会(田中慶明議長)の第3回定例会3日目の9月1日、市教育委員会の木村俊二教育長が新型コロナウイルス感染陽性者の濃厚接触者と判明して保健所から公務停止の指導を受けたことが昼の休憩中に明らかになった。このため同日午後の一般質問を延期。2日から7日まで休会とし、PCR検査などの結果を見守ることになった。

廃止となった自動交付機(ひばりヶ丘駅前出張所、2020年8月31日午後7時50分)

 住民票の写しや印鑑登録証明書を発行してきた自動交付機が8月31日、27年のサービスに幕を閉じた。本体の製造が中止となり、補修用部品の入手も困難になるなどから、市内7ヵ所の交付機がすべて廃止された。

「不適切な事務執行」を報告する丸山市長

 西東京市の8月分の介護保険料を年金から天引きする際に処理を誤り、約4万2000人に影響が出た問題について、西東京市の丸山浩一市長は8月28日、西東京市議会第3回定例会の冒頭で経緯を報告し、謝罪した。また生活保護の住宅扶助に認定漏れがあり、1年9ヵ月にわたって支給していなかった問題もお詫び。「一連の不適切な事務執行で重大な誤りを重ねた。弁明の余地はない。適切な時期にしかるべき責任の所在を明らかにする」と述べた。後の質疑で「これまで以上の責任をとらせていただく覚悟だ」とも言明した。

森薗美咲選手(中央)を挟んで丸山市長(右)と木村俊二教育長(左)

 西東京市のPR親善大使となっている卓球の森薗美咲選手が、コロナ禍で大会に参加出来なかった市内の中学校卓球部の3年生に、彼女のサイン入りユニフォームを寄贈することになり、8月24日に同市役所田無庁舎を訪れ、丸山浩一市長と木村俊二教育長に手渡した。

お詫びする丸山浩一市長

 西東京市の丸山浩一市長は8月24日、市議会定例会を間近に控えて開いた定例記者会見の冒頭で、介護保険料の天引き処理ミスにより約4万2000人の市民が影響を受けた件について、「あらためて多くの方に(追加)納付をお願いすることになるなど、本当にご迷惑をかけた。行政事務執行の不手際を謝罪したい」と述べた。

 西東京市は8月21日、介護保険料の特別徴収(年金からの天引き)処理の誤りの内訳と差額を発表した。影響を受ける4万2000人のうち、追加納付になるのは約3万1600人、約4600万円となり、還付は約1万400人、5700万円に上る。