西東京市議会(酒井豪一郎議長)2023年第3回定例会の本会議が9月22日開かれ、物価高騰対策を盛り込んだ総額43億7000万円の一般会計補正予算(第4号)案や西東京市の第3次基本構想・基本計画の施策目標、芝久保第二運動場の年内に閉鎖に伴う関連条例改正案などをそれぞれ全会一致で可決した。
西東京市の芝久保第二運動場(芝久保町5丁目)が閉鎖されることになり、9月11日の西東京市議会第3回定例会の文教厚生委員会で、市スポーツ施設条例など関連する2件の条例改正案が可決された。土地所有者から返還の申し出があったため。議会審査がこのまま進めば、テニスコート5面、ゲートボール場2面などが年末に利用できなくなる。市はホームページへの掲載、ポスターやチラシ掲示のほか、10月に利用者説明会を予定するなど利用者らへの周知に努めるという。
小平市議会(松岡あつし議長)の2023年9月定例会が9月5日に開会し、小林洋子市長は冒頭の「行政報告」で、2021年に自殺した小平市立小学校の男性教諭の遺族から「自殺した原因は先輩教諭によるパワハラ」として今年6月、損害賠償を求める訴訟を小平市などが起こされたことを明らかにした。
西東京市議会(酒井豪一郎議長)の2023年第3回定例会が9月1日、開会した。厳しい状況の続く市内事業者や福祉施設への支援など物価高騰対策を盛り込んだ総額43億7000万円の一般会計補正予算(第4号)案が提出された。さらに西東京市の第3次基本構想・基本計画の施策目標や、テニスコートなどを備えた芝久保第2運動場の廃止に伴う条例改正案も含めて、計10議案が予算特別委員会などに付託された。会期は10月3日までの33日間。
西東京市議会の本会議場に市内の小学6年生が座っている。先生たちが議員と市長役を分担して一般質問と答弁を繰り広げる。耳を傾けた後は自分たちが演壇に立ち、市の魅力や好きなところを発信する。社会科授業の一環で実施された「議会体験」。議場は元気な子どもたちの声でいっぱいになった。
西東京市は7月8日、物価高騰の影響を受けている大学生ら若者世代に、食料品や生理用品などを無償配布する。申し込みは不要。「マイバッグを持って気軽においでください」と呼び掛けている。
清瀬市は6月1日、物価高騰の影響を受ける低所得の子育て世帯などを対象に、児童1人当たり5万円の「子育て世帯生活支援特別給付金」を支給した際、一部の世帯で二重に給付される事故が生じた、と発表した。誤給付となったのは30世帯の児童47人分、計235万円。市は誤給付分の返納をお願いするとしている。
西東京市は長引く物価高騰対策として市民を対象にした電子商品券方式のプレミアム応援カードを販売し、特に若者らに手厚いプレミアムを付与する。高齢者には1枚5000円の応援カードを配布。さらに1人5万円の学生特別給付を今年も続けるほか、国の事業で対象にならない子育て世帯の児童に市が独自で給付する。0歳~18歳対象が目に付く国の制度と併せ、19歳を超える若者世代や高齢者まで、制度の隙間をなくし、切れ目のない生活支援を目指す一般会計補正予算案(第3号)を、6月2日から始まる同市議会第2回定例会に提出する。池澤隆史市長が5月29日の記者会見で明らかにした。
西東京市の池澤隆史市長は5月24日に開かれた市議会の全員協議会で、新たな統合庁舎を2048年度(令和30年度)を目途に実現する、と表明した。今から25年後になる。6月に市民の意見を聞くパブリックコメントを実施、7月に正式決定を予定している。2年前に市長になって以降、それまでの統合方針の見直しを進め、今回初めて統合時期を表明した。(写真は田無庁舎。右の建物は第二庁舎)
小平市は5月22日、計画策定や条例制定の市民意見公募手続き(パブリックコメント)で市ホームページに寄せられた意見の把握に漏れがあったと発表した。確認ができた2018年度以降、意見を公募した案件で計23件の把握漏れがあった。
4月23日投票の統一地方選挙で、東京・多摩地域の20市議会議員選挙の投票率が出揃った。各市選挙管理委員会発表を集約すると、武蔵野市が50.89%、狛江市が50.72%となり、50%を超えたのはこの2市だけだった。40%台が17市、武蔵村山市は39.77%となって唯一40%を割り込んだ。
昨年12月に行われた西東京市議会議員選挙の詳しいデータを収めた「西東京市における選挙の記録(23)」が4月13日、同市中央図書館に配架、公開された。選挙当日に発表された投票率は全体で38.66%だったが、今回明らかになった年代別投票率の最低は20代の18.77%、最高は60代49.34%となり、その開きは2.6倍。年齢別では24歳が15.74%と最低。最高は71歳の56.13%となり、年齢別の高低差は3.6倍も開いた。
4月16日告示、23日投開票の小平市議会選挙(議員定数28人)を前に、各市民団体が立候補予定者の演説会の動画配信や公開アンケートを実施し、有権者に対して投票の参考になる情報の提供を試みている。選挙公報やポスター、候補者のチラシでは十分わからない候補者の人となりや政治信条、政策目標などを手作りの方法で伝える試みだ。
西東京市議会議員選挙でトップ当選した長井秀和さん(52)は12月25日深夜、選挙結果について「1年半、頑張ってきた活動を、しっかり見てもらえた」と語った。今後の議員活動では旧統一協会の被害者救済、(東京都が実施した)英語スピーキングテストなどの課題をあげたほか、西東京市の知名度が上がるイベントに取り組むと語った。主な内容は次の通り。