100winds_banner01 第3回

師岡武男 (評論家)
 
 

  2015年度に入った。国民の生活にとって、アベノミクスの行方は大きな関心事の一つだが、もっと直接的に医療、介護などの社会保障の悪化の心配がある。国民全体に、安心・安全への不安感が広くただよっているのではないか。しかもその悪化のしわよせが自治体に押しつけられそうである。

100winds_banner01 第2回

師岡武男 (評論家)
 
 

  地方自治という言葉は誰でも知っているだろうが、「労使自治」は一般にはあまり聞きなれない言葉かもしれない。昨年の春闘で安倍政権が賃金引き上げの勧奨を強めてから、労使関係者がよく使う言葉なのだ。「賃金の在り方は労使間の交渉で決めるべきもので、政府が介入すべきではない」というときに使われる。この主張は特に財界側が近年強調してきたが、労働側でも連合系の組合がよく使う。

『国策通信社「同盟」の興亡』表紙【書評】 国策通信社と国策新聞・国策放送について

師岡武男(評論家)

 世の中の出来事を人々に伝える新聞、通信、放送、出版などの情報活動は、本当のこと(真実)を正確・公正に知らせるのがその社会的責任である。間違った嘘の情報には誤報、虚報、捏造(偽報)などいろいろあり、それぞれ性質に違いがあるが、真実に反することは共通だ。