終演後、出演者が紹介された(写真:筆者提供)

 宮沢賢治の作品を屋外のスクリーンに映し出した絵と朗読、生演奏で味わう第19回「月夜の幻燈会」が10月21日夜、小平中央公園(小平市津田町一丁目)の雑木林で開かれた。20日の上演予定が急な雨のため1日延期しての開催となったが、立ち見が出るほどの人気。親子連れを中心とした観客は虫の音や草木の匂いに包まれて、薄闇の中に浮かぶ不思議な物語世界を楽しんだ。