内戦下のシリアで昨年行方不明になった湯川遥菜さんと後藤健二さんの2人が今年[2015年]初め、過激派組織イスラム国(IS)によって殺害された。ISの支配地域で取材経験のあるフリージャーナリストの常岡浩介さんは6月13日(土)西東京市で講演し、渡航直前に警察の家宅捜索によってIS側と交渉する機会を失ったとして捜査を強く批判するなど、体験に基づく一連の経緯をあらためて明らかにした。(写真は、講演する常岡浩介さん。左端が「風の会」代表の小林力さん)