「バーチャル行政窓口」は保谷庁舎の総合窓口の脇に設置された

 西東京市の保谷庁舎と田無庁舎を結ぶ「バーチャル行政窓口」サービスの実証実験が9月17日スタートした。コンピューターやネットワークの発達で加速するICT(情報通信技術)を活用して、窓口業務の迅速化やコミュニケーションを図ろうとする行政サービス検討の一環。10月4日まで実証実験を続け、効果や可能性などを検証する。

 西東京市役所の保谷庁舎と田無庁舎の間を「バーチャル行政窓口」で結ぶ実証実験が9月17日から10月4日まで実施されることになった。来年2月に保谷庁舎の主な業務が田無庁舎の仮庁舎などに再配置される事態を見据え、ICT(情報通信技術)を活用して窓口業務の新しい展開を図る試み。西東京市は8月26日の記者会見で、民間にあっても行政では例がなく、西東京市の実証実験は初の取り組み、としている。