柳泉園組合クリーンポート

ごみ焼却施設(右側)と煙突

 西東京、東久留米、清瀬の3市のごみを共同処理する施設「柳泉園組合」(東久留米市下里4丁目)で昨年9月、焼却炉から高濃度の水銀が検出された問題で、外部の専門家らを交えた「水銀混入調査対策委員会」(宮川正孝委員長)の第2回会合が8月1日に開かれた。混入した水銀は約170g以上と推定できたが、原因は不明。煙突から大気中に排出した水銀濃度は最大で0.00236μg/㎥と推定され国の指針値(年平均0.04μg/㎥以下)を下回った、などの結果が報告された。同時に、水銀濃度分析計の測定データが揃っていない状況も明らかになった。