100winds_banner01第10回

師岡武男 (評論家)
 
 

◆消費税の軽減税率のための財源の「穴埋め」が大変だと言う者がいる。穴埋めとは、一体なんのことか。どこにどんな穴があいたのか。消費税の新しい山(3%の増税分)に、小さな窪みができただけである。穴が掘られたとすれば、法人税の減税などである。(別の適切な応能型増税で新しい山を造れば、消費税という山は全部つぶせるだろう。)新しい大きな消費税の山にできた小さな窪みを見て、穴をどうするとか騒ぐのは、おかしくないか。自分が造った新しい山に、小さな窪みを掘ったことが、大善政であるかのように宣伝する政党にも、騙されたくない。

【2016年のお正月記事です】2019年のお正月記事は「写真で見るお正月 自宅で外で迎える風景」

東伏見稲荷神社

東伏見稲荷神社には参拝者の長い列ができた(元日午後2時15分頃)

 西東京市の元旦と2日は好天に恵まれ、市内の主な神社は初詣の人たちで賑わった。特に東伏見稲荷神社と田無神社は長蛇の列が続き、2日午後でも1時間から2時間待たなければ参拝できないほど。地域の神社の2日は比較的穏やか。各神社の境内では、おみくじを引いて今年の運勢を占い、絵馬に願をかける姿が目に付いた。

富士見テラスから夕日を眺める(2016年1月1日午後4時29分ごろ。撮影は筆者) 禁無断転載

2016年1月1日午後4時29分ごろ。筆者撮影。禁無断転載

 穏やかな晴天に恵まれた元日の夕刻、西武池袋線東久留米駅西口2階の富士見テラスには、富士山に落ちる夕日を眺めようと大勢の人たちが詰めかけた。

 ひばりタイムスがスタートして初めての正月を迎えました。  昨年のニュース活動は手探りの試行錯誤でした。それでも頼もしい書き手に恵まれ、地域報道サイトがたくましく育ちました。新年は市民ライターの役割が一層大切になります。地域体験の報告がサイトを賑わせるように、セミナーや講演会も併せて、活動の充実に努めたいと思います。

2016年元旦
ひばりタイムス編集長 北嶋孝