富士山に沈む元日の夕日

投稿者: カテゴリー: 暮らし オン 2016年1月2日
富士見テラスから夕日を眺める(2016年1月1日午後4時29分ごろ。撮影は筆者) 禁無断転載

2016年1月1日午後4時29分ごろ。筆者撮影。禁無断転載

 穏やかな晴天に恵まれた元日の夕刻、西武池袋線東久留米駅西口2階の富士見テラスには、富士山に落ちる夕日を眺めようと大勢の人たちが詰めかけた。

午後4時過ぎ。東久留米駅西口広場からまっすぐに伸びる「まろにえ富士見通」のはるか先には、雲一つない夕空に濃い紫色の富士山のシルエットが浮かぶ。その上空、真丸の夕日が辺りのマンションやビルを茜色に染めながら、徐々に富士の山の端に向かって近づいていく。毎年冬至のころ、東久留米駅西口から富士山の山頂に夕日が落ちる光景が眺められる「ダイヤモンド富士」は今や東久留米市の風物詩と言っていい。

やがて午後4時半近く。冬至からは10日ほど経っているため、夕日は富士山頂を外れ、頂から右側に延びるなだらかな稜線にかかり、橙色の光は徐々に富士の山の端に隠れていった。この間、富士見テラスでは数十人の人達がその光景を見つめ、夕日が富士山にかかった時には一斉にカメラで撮影をしていた。
(和泉田 守)

 

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