西東京市議会の庁舎統合方針検討特別委員会(遠藤源太郎委員長)が[2016年]12月2日に開かれ、本会議に提出する委員会報告の内容を話し合った。各会派の議員らがまとめの意見を述べたが、「庁舎統合方針案(改訂版)」に対する賛否は分かれ、「委員会としての意見は集約に至らなかった」などとする報告案を了承した。議員の意見は報告書の末尾に「参考資料」として掲載する。

 西東京市議会の庁舎統合方針検討特別委員会(遠藤源太郎委員長)が8月18日に開かれ、市の庁舎統合方針案で取り壊す予定にしている保谷庁舎の主な機能を、田無庁舎の市民広場(中庭)に仮設庁舎(鉄骨5階建て)を建てて移転、再配置する方針が明らかにされた。9月議会を経て、11月に市民説明会を予定し、年内に統合方針を決めたい、としている。(写真は、田無庁舎の市民広場)

 西東京市の丸山浩一市長は[2016年]2月16日(火)に開かれた同市議会の庁舎統合方針検討特別委員会(遠藤源太郎委員長)に出席し、前日15日の全員協議会で「来年度も検討を継続する」と述べた庁舎統合方針(案)について、「3点の基本方針は変わらない。情報をもっと提供して、今後市民との合意形成を丁寧に行いたい」などと述べた。

 西東京市議会の第1回定例会最終日の3月30日(月)、「庁舎統合方針検討特別委員会」の設置が本会議の冒頭に決まった。各会派の9議員で構成。「庁舎統合方針(案)に関する事項」を、議会が閉会中でも審議できる。