1.自治会って何だろう?

 

 この連載のなかで、私は、自治会のことを数回書かせていただいている(注1)。しかし、この5月から自分が住む「下宿自治会」の会長になったこともあり、あらためて「自治会とは何か」について考え始めた。私が所属する下宿自治会(南町5丁目)は、2015年には228世帯だったが、2022年には168世帯と、7年で60世帯も減少した。

 東日本大震災が起こってすぐは、何かあった時の備えが大切であるとか、地域の絆が大事であると言われ、おそらく多くの人がそのように思っていたと思われる。しかし、「のど元過ぎれば熱さを忘れる」のたとえ通り、そろそろ、そういう気分は失せてしまったように見受けられる。今回は、私が住んでいる地域の下宿(しもじゅく)自治会を通して、地縁コミュニティについて考えてみたい。 >> 続きを読む

 西東京市南部の住民組織や関係団体などが連携協力して地域づくりを進める「南部地域協力ネットワーク」が[2016年]2月10日、正式に発足した。多摩地域でも数少ない大規模な取り組みで、当日は西東京市役所で設立総会が開かれ、自治会代表や福祉団体など42団体50人が集まった。設立趣意書や会則、定例会の運営ルールが承認され、役員が選任された。