子ども条例が全会一致で可決された(西東京市議会本会議 9月19日)

  西東京市議会(小幡勝己議長)の第3定例会本会議が9月19日に開かれ、子どもの命や人権を守り育てようという「子ども条例」案を全会一致で可決した。行政サービスのエリア設定を4つの日常圏と8つの地域包括支援センター地区に分ける、などを柱とした第2次総合計画(後期基本計画)の施策目標を定める議案は賛成多数で可決した。これに先立って約27億400万円を追加して総額約725億1260万円とする一般会計補正予算案や、国民健康保険など5つの特別会計の補正予算案を採決し、いずれも全会一致で可決した。

田無駅南口の「にぎわい広場」イメージ図を説明する

 「住みたいまち、住み続けたいまち」を目指して昨年から議論を重ねてきた「まちづくり若者サミット」メンバーによる将来計画2案が5月19日、西東京市主催のシンポジウムで発表された。駅前を拠点に賑わいを創出する試みと、緑を生かす「ボタニカルシティ」計画。この両案は週明けの21日、西東京市の「第2次総合計画」見直しを進めている総合計画策定審議会でも紹介され、検討中の「後期基本計画」に盛り込まれることになった。