西東京市議会第2回定例会が開かれた6月5日、議案の説明に先立って丸山浩一市長は、この間の新型コロナウイルス感染症対策と今後の対応について報告した。医療、福祉、介護、保育、教育の関係者をはじめ、外出自粛に影響された市民や商店、事業主らの努力に感謝したうえで、「第2波、第3波の感染流行に備え、組織を挙げて20万市民のいのちと健康を守る覚悟です」と述べた。
西東京市は4月15日から新型コロナウイルス感染症対策の専用ダイヤルの運用を始め、16日までの2日間で112人から問い合わせや相談が寄せられた。生活資金の相談が多く、報道が先行する現金給付情報に関する問い合わせも少なくなかった。