この間のコロナ対策を報告するする丸山浩一市長

 西東京市議会第2回定例会が開かれた6月5日、議案の説明に先立って丸山浩一市長は、この間の新型コロナウイルス感染症対策と今後の対応について報告した。医療、福祉、介護、保育、教育の関係者をはじめ、外出自粛に影響された市民や商店、事業主らの努力に感謝したうえで、「第2波、第3波の感染流行に備え、組織を挙げて20万市民のいのちと健康を守る覚悟です」と述べた。

市民の問い合わせに対応する専用ダイヤル担当職員(西東京市提供)

 西東京市は4月15日から新型コロナウイルス感染症対策の専用ダイヤルの運用を始め、16日までの2日間で112人から問い合わせや相談が寄せられた。生活資金の相談が多く、報道が先行する現金給付情報に関する問い合わせも少なくなかった。

 ルネこだいら(小平市民文化会館)は2月27日、新型コロナウイルス感染症対策として、3月に主催・共催する6つの事業の中止を決めた。小平市は2月25日に感染への対応方針を発表したが、参加者が多い大規模イベントはルネこだいらに集中しているため、その対応が注目されていた。