100winds_banner01 第24回 師岡武男(評論家)

 
 

 日本の国民生活は、いま非常事態にある。コロナ禍による健康・経済不安と、デフレ絡みの経済崩壊の危機が深刻化しているためだ。政府がそれを認識しているなら、非常時対策を緊急にとらなければならない。その要になるのが、政府のカネ、つまり財政資金を大量に使うことだ。

 西東京市は新型コロナウイルスのワクチン集団接種に関して、85歳以上の高齢者の予約を電話とネットで5月7日(金)午前8時30分から受け付ける。接種会場は、田無庁舎2階会議室、エコプラザ西東京1階多目的スペース、新ひばりが丘中学校体育館の3カ所。75歳以上の予約は5月下旬、65歳以上は6月上旬の見込みという。市ホームページに4月30日掲載し、5月1日付けの市報で告知した。(写真は高齢施設で始まったワクチン接種=特別養護老人ホーム「保谷苑」)

 今年もまたモッコウバラの季節が巡ってきた。昨年と同じく緊急事態宣言が発動された春の大型連休。多摩湖自転車歩行者道を五日市街道の起点から2キロほど進んだ左側、子どもの遊具がいくつか設置されたあたりに、まっすぐに立つモッコウバラが見える。(写真は、多摩自転車歩行者道の脇にあるモッコウバラ。筆者撮影)

 小平市は4月30日、市立学童クラブに勤める職員1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認された、と発表した。