連載企画「北多摩戦後クロニクル」の第32回でも取り上げられたばかりの小平市平櫛田中彫刻美術館では現在、『Denchu-STRUT でんちゅうストラット―此処リアリズム』が開催されている。近代彫刻の巨匠・平櫛田中が晩年暮らし、創作活動を行った美術館を会場に、現代作家6人の作品が展示されている。

 小金井公園内の江戸東京たてもの園で8月5日と6日の2日間、「下町夕涼み」の催しが開かれた。今年の夏は猛暑日が続き体調管理にも気を遣う日々が続く中、さまざまな「涼」を感じる仕掛けがあった。冷房が完備してなかったひと昔前、人々はどのように夏を過ごしていたのだろう。

 7月22日(土)まちライブラリー@MUFG PARKでオープン記念イベントが開かれた。「植本祭・植宝祭」と名付けられたこのイベントは「みんなでライブラリーを作り育てる」ためのお祭りだ。イチオシの本を持ち寄り交流し寄贈する「植本祭」。思い出の品を本箱につめて飾る「植宝祭」。参加者約60人を迎え、ビジュアリスト手塚眞氏の講演、手塚氏とまちライブラリー提唱者の磯井純充氏によるトークセッションも行われた。

 埼玉県所沢市の角川武蔵野ミュージアムで「体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春」が7月1日(土)から始まった。「黄金のマスク」で有名なツタンカーメンの物語に迫る展示構成だ。

 西東京市柳沢4丁目にあるMUFG PARKのオープンが6月26日(月)に迫っている。MUFG PARKは三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が保有する施設で、成り立ちは1952(昭和27)年にさかのぼる。「千代田銀行武蔵野運動場」として開場された後、研修所としても活用されてきた。当時から武蔵野台地の雑木林を大切に守ってきた緑豊かな場所だ。

 「去年より大きくなってる!」。一緒に見に行った友人たちがそろって同じ印象を口にした。背丈が伸びたばかりか、枝も大きく広がっている。

 都立小金井公園のフジが満開を迎えた。今年は例年になく花の開花が早く、フジも4月初旬から咲き始めていた。公園西側、たてもの園広場と宿根草園の間に建つ藤棚へと急いだ。間に合った!

 晴れた! 降り続く雨で、咲き誇るソメイヨシノを見に行くことが出来なかった週末。火曜日(3月28日)も朝から雨だったが、午後には日差しが戻ってきた。今だ! と思い、日暮れ前の小金井公園に出かけた。

 西東京市新町1丁目にある柳橋保育園の建て替えが進んでいる。4月から園児を迎える新しい園舎の完成が近づき、現在の木造園舎はその後取り壊される予定だ。新園舎お披露目に先立ち33年間の思い出が詰まった園舎のお別れ見学会が昨年11月19日(土)に開催された。

 角川武蔵野ミュージアムで2月4日から「タグコレ 現代アートはわからんね」展が始まった。わかりにくいとされる現代アートを新たな視点と展示方法で紹介し、アートへの入り口を広める意欲的な展覧会だ。(写真は、ミュージアム外壁に展示された《尋ね人》 テレサ・マルゴレス)

 多摩六都科学館で昨年12月17日 、対話型のアート鑑賞ワークショップが開かれた。科学館の魅力を知ってもらおうと、構成5市とともに数多く企画されたイベントの一つで、同館、西東京市、市民ボランティア団体「アートみーる」の共催。アートみーるは市内の小学校で対話型の鑑賞授業をサポートする他、地域の活動も続け、今回はメンバーがファシリテーターを務めた。

 12月24日、東伏見公園で元気に遊ぶ子どもたちの脇を抜けて、会場のシェアキッチンPARKSIDE LABO (東伏見公園横研究所) に到着。そこでは、ウクライナとルーマニアのクリスマスパーティーが開催されていた。(写真は、日本語で開会の挨拶をする避難民のエリザさん(中央)、イベントを企画したともこさん(左)、右がノリさん)

 神代植物公園(調布市)の紅葉が見ごろを迎えている。深大寺に近い南側「深大寺門」から入ってすぐの「かえで園」には、イロハモミジやオオモミジなど約45種80本が植えられている。散策路では、深紅、赤、オレンジ、黄色、黄緑、緑など、豊かな彩りを楽しみながらゆったり歩む人々の姿が見られた。(写真は、晩秋の日差しを浴びて輝く色とりどりの紅葉)

 体験型農園として今年3月にオープンした西東京市の『向台農知園』が、年末の12月22日(木)、「冬至の夜の収穫音楽祭」を市内のコール田無多目的ホールで開催する。ゲストにジャズ・トリオとフルート奏者を迎え、農園の歩みをスライドなどで振り返る一夜。畑を耕してきた市民と農園主らが土の香りとおしゃれな音楽を掛け合わせ、ともに1年の恵みや結んだ縁に感謝するイベントだ。(写真は、農園主の下田将人さんと、農地利用者の兒玉由紀子さん。写真は筆者撮影)

 杏林大学医学部付属病院(三鷹市新川)の第2病棟1階、売店やコーヒーショップなどが並ぶ一角に、ギャラリーアートスペースがある。11月30日まで「日常の中にArtを~病院編~」と題した絵画展が開催中。患者だけでなく、来院する患者家族や病院関係者らにも開かれたスペースだ。(写真は、絵画展「日常の中にArtを」1)