新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛、営業自粛で各地の飲食店が軒並み影響を受けた。西東京市も変わらない。同時に「新しい営業スタイル」を模索する動きも始まっている。市内田無町の中国家庭料理のレストラン「墨花居」など関連店の試みを、運営母体の「武蔵野テーブル」取締役小西出勇さん(43)に聞いた。

こだいらデリの一部

 新型コロナウイルス感染症拡大の打撃を受けている地元飲食店を支え、外出自粛を続ける住民に地域の情報を届けよう―。小平商工会は「おうちで外食プラン」として、持ち帰りや配達サービスを提供している小平市内の飲食店などを一覧化した「こだいらデリ」を作成し、5月から公式ホームページやチラシで紹介を始めた。

家庭ごみの中身を一つ一つチェックして作業する収集員(小平市花小金井7丁目)

 新型コロナウイルス感染拡大が続く中、家庭ごみの量が増加している。外出自粛によって自宅で食事や仕事、不用品処分をする機会が増えたことが要因とみられ、西東京市や小平市などは市民にごみ減量への協力を呼びかけている。

 緊急事態宣言から2週間余りが過ぎました。外出自粛が続き、まちはほとんど終日店じまいです。図書館・公民館をはじめ公共施設も軒並み閉鎖。市の主催行事も中止となりました。地域の賑わいや市民活動がほぼ壊滅したと言えるでしょう。  そういう状況下で、私たちの身辺にどんな変化が起きたのか。仕事だけでなく、社会参加や市民活動はどうなったのか。常連執筆メンバーの声を聞きました。(編集部)(写真「花の主役は桜からツツジになった。遊具も使用禁止に」2020年4月19日、西東京いこいの森公園)

 東京都の小池知事が外出自粛を求めた週末。3月28日と29日は、隣接各県でも同じような呼び掛けが相次ぎ、都心の繁華街は人影がまばらになったという。首都の郊外はどうだったか。西東京市と近隣に住む常連執筆メンバーが、それぞれの身辺と周辺を点描した。(編集部)(写真は、ひばりヶ丘駅西側の踏み切り付近=3月29日午前10時25分編集部撮影。ほか各筆者提供)

 

 新型コロナウイルス拡大を防ぐため小池百合子東京都知事が週末の外出自粛を呼び掛けことを受けて、西東京市は3月27日、いこいの森公園の施設の一部休止措置を4月12日まで延長することにした。事務所のパークセンターやセミナールーム、スケート広場、バーベキュー場は有料も無料も休止する。市ホームページで「ボール広場も利用を控えるようご協力をお願い」としたほか、「公園でのお花見も控えるよう」呼び掛けている。

肉類もほとんど売り切れ状態(3月26日午後3時半、西友花小金井店)

 小池百合子東京都知事が3月25日夜の緊急記者会見で外出自粛を要請したことを受けて26日、小平市内のスーパーでも食料品を買い込むお客が相次ぎ、肉や野菜などの生鮮品も一時品切れ状態となった。