1949(昭和24)年、田無町(現西東京市)で盆踊りに伴う仮装大会が始まった。意匠を凝らした大掛かりな山車(だし)とさまざまなキャラクターに扮した住民が青梅街道をねり歩くイベントは「関東一の仮装大会」として新聞、ラジオ、テレビで大きく報じられた。大会は年を追って盛大になり、毎年、関東一円から見物客が押し寄せる真夏の風物詩になった。
「西東京市平和の日」の[2017年]4月12日午前、市内の田無山総持寺境内で、平和観音慰霊祭が行われた。懸案だった観音像の屋根が先月完成。「平和観音保存会」の小林達哉会長ら新体制による初めての式典となった。(写真は、会場となった境内はさくらが満開=総持寺)