西東京市在住の詩人、茨木のり子さんが2006年2月に亡くなってから16年。東伏見の茨木邸を残したいと活動してきた人たちが4月29日、市内の交流施設コール田無で「春の集い」を開きました。彼女の生涯をたどる朗読劇「茨木のり子の軌跡」をメインに、合唱や詩の朗読など会員による2回の発表会に計258人が参加しました。朗読劇に出演し、旧保谷市長役も演じた高井一志さんの報告です。(写真は、「春の集い」が開かれたコール田無ホールの受付)
「倚りかからず」「わたしが一番きれいだったとき」などの作品で知られる詩人の茨木のり子さんは2006年2月、西東京市東伏見の自宅で亡くなりました。今夏は没後15年を記念するイベントが予定されています。茨木さんの詩の魅力にひかれた人たちが、今年も詩を朗読する「茨木のり子の詩と思索を巡る旅~春の集い 」を開きました。主催した「茨木のり子さんの家を残したい会」発起人の一人、柳田由紀子さんの報告です。(編集部)(写真は「春の集い」=大場誠司さん提供)