西東京市の旧保谷庁舎が解体され、緑の広場になって1ヵ月半。いまは「一時開放」となっているため、広い庁舎跡地をその後、市民がどう活用するか-。市内のNPO団体が10月から、その活用案をアンケート形式で募集している。締め切りは11月20日 (月)。(写真:一時開放され、緑の原っぱになった旧保谷庁舎跡地)

 西東京市田無町4丁目の旧市民会館跡地に、健診センターやクリニック、カフェ・健康レストランなどの「健康増進施設」を建てる計画が、1月末の西東京市の選考委員会(委員長・萱野洋副市長)で最優秀提案に決まった。公共施設部分には会議室、多目的室なども確保。4月の基本協定締結に向けて、西東京市は提案事業者の戸田中央医科グループ(TMG)側と今後、話し合いを進める。(図は、選定された事業提案の施設イメージ。「事業提案概要」から)

市民から活発な意見が出た(保谷駅前公民館)

 西東京市の庁舎統合方針に関する意見交換会が始まった。8月9日から19日まで4ヵ所で計8回予定され、住吉会館と保谷駅前公民館を会場にした4回は12日までに終わった。特に12日の両会場では、統合方針への質疑も相次ぎ、統合庁舎の位置などで活発な意見が交わされた。今後、緑町地区会館と向台地区会館で残る4回が開かれる。

 西東京市議会第3定例会の一般質問で、旧泉小学校(泉町3丁目)跡地活用の輪郭が明らかになった。ボール遊びの出来る公園と福祉施設案が有力となり、校庭の暫定的な開放も、土日、祝日のほか、平日の週1日追加利用の方向も示された。

 西東京市の泉小学校が2015年3月に閉校してから1年。周辺住民から要望のあった校庭跡地開放が部分的に実現すことになった。跡地活用が本決まりになるまでの暫定措置。西東京市議会で市側の答弁から明らかになった。(写真は、暫定開放される旧泉小学校の校庭跡地)