西東京市議会(保谷七緒美議長)の第1回定例会が2月25日に始まった。池澤隆史市長が市政運営の基本方針や主な事業を盛り込んだ「施政方針」を述べ、そのなかで脱炭素社会を目指す「ゼロカーボンシティ宣言」を表明した。その後提出された2022年度一般会計予算案は総額770億9000万円。当初予算案としては過去最大規模となる。会期は3月28日までの32日間。週明けから各会派の代表質問がスタート。当初予算案のほか、21年度の一般会計補正予算案(第11号)や条例改正案などが各委員会で審議される。(写真は、ゼロカーボンシティ宣言を掲げる池澤隆史市長=西東京市提供)

 西東京市議会の2022年第1回定例会は2月25日から3月28日まで開かれる。会期は32日間。22年度の当初予算案などが提案、審議される。西東京市のホームページに日程素案が掲載されて明らかになった。

第1回定例会は31日間の会期を終えた

 西東京市議会(田中慶明議長)の第1回定例会は最終日の3月27日、西東京市の2019年度一般会計予算案と、消費税の値上げに伴うプレミアム商品券事業費などを盛り込んだ補正予算案を賛成多数で可決。国民健康保険など4つの特別会計予算案と下水道事業会計予算案、空き家対策推進条例案や子ども相談室を設置する住吉会館条例の改正案などは全会一致で可決した。選択的夫婦別姓制度の導入を求める陳情は賛成多数で採択、同趣旨の議員提出議案も賛成多数で可決した。

施政方針演説を行う丸山浩一市長

 西東京市議会の第1回定例会が2月25日に始まった。丸山浩一市長は初日の本会議で施政方針演説を行い、昨年10月に施行した子ども条例に基づき、「まち全体で子どもの育ちを支えるという理念をまちづくりの理念として、市民と共有しなければならない」と前置きしたうえで、「子どもにやさしいまち 西東京を目指す」と市政運営の基本方針を述べた。代表質問は26日から。会期は3月27日までの31日間。

丸山浩一市長

 西東京市議会の2015年第1回定例会が2月27日(金)開かれ、丸山浩一市長がこれから取り組む課題と基本姿勢を盛り込んだ施政方針を発表した。

 まず、今後10年の西東京市の基本方向を示す「第2次総合計画」と「持続可能で自立的な自治体経営」をめざす「第4次行財政計画大綱・地域戦略プラン」を昨年、同時期に決めたは「大きな転換期となった」と前置き。「総合計画と行財政計画を車の両輪として、市民のみなさまとともに市政を前進させ、希望と誇りを次世代にしっかりとつなげていきたい」と強調した。