西東京市議会

西東京市議会第4回定例会はじまる(禁無断転載)

 「西東京市いじめ防止対策推進条例」が11月30日から始まった第4回西東京市議会定例会に上程された。滋賀県大津市立中学2年生の男子生徒がいじめを苦に自殺したのをきっかけに2013年に制定された「いじめ防止対策推進法」を具体化し、本則の前に「前文」を掲げていじめ防止に対する強い思いを表している。

”新聞プール”で遊ぶ

”新聞プール”で遊ぶ

 西東京市内で活動する子育て応援団体と同市が共催する催し「こそだてフェスタ@西東京」が11月23日、ひばりが丘児童センターで開かれた。親子で楽しむ地域交流イベントとして毎年開催され、今回で5回目。約30団体が出展し、昨年の来場者数約900人を上回る親子連れで賑わった。

わがまち西東京_n

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わがまち西東京1-2

写真集の紹介チラシ

 西東京市の移り変わりを記録した写真集「写真で見る わがまち西東京―懐かしのふるさと150年」が12月中旬、出版される。明治、大正、昭和、平成の150年を400点余りの写真で写し取り、地域と暮らしの変貌を浮き彫りにする。A4版232ページ、1000部限定で価格は9990円。市内の書店で予約を受け付けている。

一緒に店を開いた仲間たち。中央が店主の山永和子さん

店を開いた仲間たち。中央が店主の山永和子さん

 西武池袋線の東久留米駅西口から徒歩で約15分、黒目川にほど近い住宅街の一角に、このほど駄菓子屋がオープンした。店名は『だがしや かなん』。コンセプトは「わが街の子はわが街で育てる」。店主の山永和子さん(49)は「ちびっ子や中高生に限らず幅広い世代の方々にいらして頂き、皆で地域の子供たちを見守ってもらえるようなお店になれば」と語る。

差別に反対する東京大行進2015

差別のない社会を求める「東京大行進2015」(新宿)

 「差別はいらない」「一緒に生きよう」-。ヘイトスピーチに反対し、差別のない社会をつくろうと訴える「東京大行進2015」に参加した約2500人(主催者発表)が11月22日午後、東京・新宿駅を囲む約4キロのコースをデモ行進した。西東京市議会も今年3月、「ヘイトスピーチ対策について法整備を含む強化策を求める」意見書を可決している。どんな人たちが声を上げているのか、この目で確かめようと出かけてみた。

 西東京市にある佐々総合病院(田無町4丁目)と西東京中央総合病院(芝久保町2丁目)は11月7日、大地震発生を想定した合同大規模災害訓練を行った。戸田中央医科グループの多摩地区合同訓練の一環として行われたもので、西東京市地区は今回で2回目。昨年の反省点を踏まえた訓練となった。(写真は、医師による措置。西東京中央総合病院)

市民まつりに約12万人

投稿者: カテゴリー: 暮らし
初日は雨にたたられた。禁無断転載

初日は雨にたたられた

 第15回西東京市民まつりが11月14日(土)、15日(日)の2日間、西東京いこいの森公園で開かれた。同市民まつり実行委員会のまとめによると、両日併せて12万2000人が集まった。14日は雨にたたられて4万3000人、15日は昼前から晴れたものの7万9000人にとどまり、昨年の16万9000人には及ばなかった。

 西東京市の人口は5年後(2020年)の20万3775人をピークに減り始め、25年後の2040年に20万人を割って減少の一途をたどる。高齢化も進み、65歳以上人口は現在の23%から20年後の2035年には30.2%へ。市内への転入は練馬区や杉並区からが多く、転出先は東久留米市、小平市が多い-。

 再開発が進むひばりが丘団地に新しいタイプのコミュニティーセンター「ひばりテラス118」が完成し、11月14日(土)にオープニングセレモニーが行われた。西東京市と東久留米市にまたがり、若い家族と高齢世帯、古くからの住民とあらたに引っ越してきた新住民が混在する団地で、このセンターは「地域コミュニティーづくりの拠点」の役割が期待されている。(写真は、期待される「ひばりテラス118」)

ひばりが丘児童センター

ひばりが丘児童センター・そよかぜ保育園

 旭化成建材のくい工事問題で、西東京市のひばりが丘児童センターでも同社施工の約50本のくいの内、計14本でデータ流用のあることが分かった。市は同センターを実地調査、施工内容などを確認したうえで「いまのところ安全上の問題はみられない」としている。

 11月11日は「介護の日」。西東京市はこの日、田無駅北口のアスタセンターコートで、「在宅療養の今とこれから」のテーマでトークショーを開催した。丸山浩一市長がまず挨拶し、10年後に西東京市でも高齢化が進む状況をスライドで説明して出席者にバトンタッチした。(写真は、挨拶する丸山浩一市長=アスタセンターコート)

中央図書館と田無公民館

市民会館と合築が計画されている中央図書館(手前)と田無公民館

 西東京市の「中央図書館、田無公民館の『合築複合化案』の再考を求める市民の会」(鈴木治夫代表)が11月9日(月)、丸山浩一市長に「合築複合化案の白紙撤回」を求める要望書を提出した。市民団体が合築問題で要望書を提出したのは初めてという。

 西東京市議会の第4回定例会は11月30日(月)から12月17日(木)まで開かれる。会期は18日間。一般質問は12月1日(火)から4日(金)まで、企画総務、文教厚生、建設環境の常任委員会は12月7日(月)と8日(火)、予算特別委員会は9日(水)と10日(木)、庁舎統合特別委員会は11日(金)の予定。11月10日(火)に発表された。

合同テロ訓練

不審物発見!

 西東京市は11月6日、保谷庁舎敷地内で田無警察署や西東京消防署などと共に「合同テロ対応訓練」を実施した。今回で7回目。来年5月三重県で開催される「伊勢志摩サミット」や2020年開催予定の東京オリンピックなどを控えて不慮の事態も想定し、武力攻撃や大規模テロへの対処方法などを定めた市の国民保護計画に基づき行われた。

 今年3月に国史跡に指定された西東京市の下野谷遺跡の記念切手シートが11月11日(水)から西東京市内の郵便局、東京中央郵便局などで発売される。出土した土器や、切り絵作家小出蒐さんの作品「下野谷遺跡」などを含むオリジナルフレーム切手で、1000シート限定1シート1100円(税込み)。

下野谷遺跡記念切手シート

切手デザイン。クリックで拡大