西東京の150年を収めた写真集が12月中旬刊行
西東京市の移り変わりを記録した写真集「写真で見る わがまち西東京―懐かしのふるさと150年」が12月中旬、出版される。明治、大正、昭和、平成の150年を400点余りの写真で写し取り、地域と暮らしの変貌を浮き彫りにする。A4版232ページ、1000部限定で価格は9990円。市内の書店で予約を受け付けている。
版元の郷土出版社は「目で見る100年シリーズ」の一冊として2003年に「西東京・東久留米・清瀬の100年」を出版した。今回は西東京市に絞り、西東京市図書館や西武鉄道などから写真提供を受けた。
戦前・戦中のシチズン時計(現シチズンHD)の青年学校や武蔵野女子学院のようす、移転した石川島播磨重工業(現IHI)や保谷硝子(現HOYA)、協同乳業の各工場や、西武鉄道の市域5駅の懐かしい駅舎の写真も収録した。このほか昭和30年代から40年代の各地商店街の賑わいなどが記録されている。
監修の郷土史家近辻喜一さんは「西東京市だけの本格的な写真集は初めてでしょう。編集担当者が図書館などを調べて掲載写真を厳選したので、これまでにない内容に仕上がっていると思います」と話している。
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