西東京の150年を収めた写真集が12月中旬刊行

投稿者: カテゴリー: 暮らし オン 2015年11月26日

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わがまち西東京1-2

写真集の紹介チラシ

 西東京市の移り変わりを記録した写真集「写真で見る わがまち西東京―懐かしのふるさと150年」が12月中旬、出版される。明治、大正、昭和、平成の150年を400点余りの写真で写し取り、地域と暮らしの変貌を浮き彫りにする。A4版232ページ、1000部限定で価格は9990円。市内の書店で予約を受け付けている。

 版元の郷土出版社は「目で見る100年シリーズ」の一冊として2003年に「西東京・東久留米・清瀬の100年」を出版した。今回は西東京市に絞り、西東京市図書館や西武鉄道などから写真提供を受けた。

 

s30年代田無駅2

昭和30年当時の西武新宿線田無駅(上)と同池袋線保谷駅(下)の駅前風景(西武鉄道提供)

s30年代保谷駅

 

 戦前・戦中のシチズン時計(現シチズンHD)の青年学校や武蔵野女子学院のようす、移転した石川島播磨重工業(現IHI)や保谷硝子(現HOYA)、協同乳業の各工場や、西武鉄道の市域5駅の懐かしい駅舎の写真も収録した。このほか昭和30年代から40年代の各地商店街の賑わいなどが記録されている。

 

保谷市民まつり(昭和52年、上)と田無小学校校庭で開催された田無町町民文化祭(昭和35年、下)(ともに西東京市図書館提供)

s35年田無小学校校庭で開催された田無町町民文化祭

 

 監修の郷土史家近辻喜一さんは「西東京市だけの本格的な写真集は初めてでしょう。編集担当者が図書館などを調べて掲載写真を厳選したので、これまでにない内容に仕上がっていると思います」と話している。

 

【関連リンク】
・郷土出版社>> 

 

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