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「いじめ防止条例」を上程 西東京市議会12月定例会

By in 市政・議会, 子育て・教育 on 2015年11月30日
西東京市議会

西東京市議会第4回定例会はじまる(禁無断転載)

 「西東京市いじめ防止対策推進条例」が11月30日から始まった第4回西東京市議会定例会に上程された。滋賀県大津市立中学2年生の男子生徒がいじめを苦に自殺したのをきっかけに2013年に制定された「いじめ防止対策推進法」を具体化し、本則の前に「前文」を掲げていじめ防止に対する強い思いを表している。

 条例案は全13条で構成。前文では「いじめは人権侵害であり、絶対に許されるものではない」「西東京市は、児童等がいじめを知りえた場合、放置することなく大人や他の友人達に知らせてすぐにやめさせる等、主体的に行動できる態度を養い、児童等が安心して生活できる環境の実現を目指す」とした決意が明記されている。市側は「近隣市の『いじめ防止条例』に前文は見られない。この点が西東京市の特徴だ」と話していた。

 条文では「いじめは、いじめを受けた児童等が心身の苦痛を感じているものをいう」と定義しており、インターネットを通じて行われるいじめ行為も含むとしている。

 対策としては、学校、市、教育委員会、東京都、地域住民、家庭その他の関係機関などの連携やそれぞれの立場に責務を課し、同市いじめ問題対策連絡協議会や教育委員会いじめ問題対策委員会の設置なども盛り込んでいる。

 今年4月に開催された総合教育会議で、今年度の教育の重点施策のひとつとして「いじめの対策」を掲げ、いじめに関する条例の制定を進めることになった。

 制定に向けては昨年度設置した「西東京市いじめ防止総合対策検討委員会」で条例内容を検討し、8月に条例の骨子についてパブリックコメント(意見公募手続き)を実施。11月の総合教育会議で条例案について審議した。
(柿本珠枝)

【関連リンク】
・「西東京市いじめ防止対策推進条例」(議案第109号)(全文、PDF 274KB
・いじめ防止対策推進法の公布について(通知)(文部科学省

 

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