新型コロナウイルスの拡大に伴って西東京市内の小中学校が臨時休校となって1週間。学校給食用に栽培した地元産の野菜を、市民に提供する販売会が3月8日午前、田無駅のペデストリアンデッキで開かれた。用意したホウレン草とコマツナは10数分で売り切れ。結局1時間足らずで長ネギを含めすべて完売した。(写真は、野菜が飛ぶように売れた田無駅ペデストリアンデッキの販売会)
年の瀬が迫る[2015年]12月29日午後、西東京市住吉町付近を通りかかったら、農家の裏口にお手製の張り紙が出ていた。「三浦大根・キャベツ 青首大根・サトイモ ブロッコリー・ネギ・ニンジン」。「三浦大根」の四文字は、太い赤線で囲まれていた。夜の食卓が頭をよぎり、庭先にそっと足を踏み入れた。目に飛び込んできたのは、どデカい大根の山だった。