西東京市の田無神社例大祭が10月14、15日に行われた。本社神輿などが街中を練り歩くのは5年ぶり、令和で初となり、神輿の担ぎ手ら参加者は興奮と歓喜に包まれた。

木陰を縫うように出発、進行

 ひばりが丘団地で7月15日午前、子どもたちが引く山車が、かわいい掛け声とともに練り歩いた。団地内の分譲マンション居住者を中心に約50人の親子らが参加。団地自治会主催の「夏まつり」を盛り上げた。

ヨイヨイ、ヨヤサッ。神社前は、担ぎ手と市民らが一体となった。

神輿の担ぎ手と市民らが神社前で一体となった(2016年10月9日午後4時ごろ)

 西東京市の田無神社例大祭が、10月8日と9日の2日間、雨上がりの天候の下で行われた。8日は2年ぶりに復活した万燈神輿が、9日は本社神輿が街を練り歩いた。参道には出店が並び、舞殿ではカラオケ大会の歌声や和太鼓が響く。境内は終日、家族連れなど参詣する人たちで賑わった。

 西武新宿線西武柳沢駅北口前の「柳盛会柳沢北口商店街」で[2015年]6月7日、伝統の「柳盛会祭礼」が開催された。真夏を思わせる日差しの下、商店街の有志や地元の人たち約100人が参加、神輿を担ぎ大きな掛け声をあげながら商店街を練り歩いた。(撮影:ひばりタイムス=ノースアイランド舎)