西東京市の池澤隆史市長と東久留米市の富田竜馬市長が11月7日にそろって警視庁を訪れ、移転が予定されている西東京市の田無警察署の後に運転免許更新センター新設を求める要望書を提出した。西東京市議会第4回定例会で池澤市長が11月26日までに議員の一般質問に答えて明らかにした。(写真は、移転予定の田無警察署)

 西東京市と田無警察署は11月29日、都内最悪と言われる特殊詐欺被害の対策を強化するため「撲滅宣言」を発し、市民の安心と安全を共同で守る取り組みを一層強化することになった。

市長選挙は来年2月7日投開票

 来年2月に予定される西東京市の市長選挙立候補予定者説明会が11月12日、市役所田無庁舎で開かれた。出馬を検討しているとみられる各政党関係者を含め7候補の関係者らが出席し、市選挙管理委員会や田無警察署、日本郵便西東京郵便局の説明を聞いた。これまで市長選出馬の意向を明らかにした候補者はいない。

田無警察署

 見えない脅威は新型コロナウイルスだけではない。電話やメールで偽の話を信じ込ませ、現金やカードをだまし取る「特殊詐欺」の被害が続いている。警視庁によると、今年1月から5月末まで都内の被害は1202件、約24億9500万円に上るという。西東京市と東久留米市を管轄する田無警察署管内はどうだろうか。最近管内の住民が「怪しい電話」を受けたが、なるほど巧妙な手口で誘導してくることがわかった。詐欺にひっかからないためにも、やりとりの一部始終をまとめて報告する。(編集部)

 警視庁田無警察署(西東京市田無町5丁目)の移転計画が6月9日、西東京市議会で明らかになった。移転先の候補地は、同じ田無町5丁目のJA東京みらい田無支店敷地。さらに田無支店の代替敷地として東京大学生命科学農学機構(旧東大農場)敷地の一部が検討されているという。丸山浩一市長が浜中義豊のりかた氏(自民)の一般質問に答えた。(写真は、老朽化などから移転が表面化した田無警察署)

 西東京市のひばりが丘団地で、改築中だった交番の工事が今年初めから中断している。建設業者が倒産したのだ。10月半ば、新たな業者の手でほぼ9カ月ぶりに工事が再開される。年明けにも2階建ての新交番がスタートしそうだ。