「お助け号」の前でテープカットをする苅部施設長と殿田自治会長

 高齢者の多い住宅団地は交通不便なのに、東久留米市にはコミュニティバスがない。それならと、団地自治会が社会福祉法人と手を結び、自前のバス事業を始めた。名付けて「高齢者お助け隊」。その元気な活動を、団地の自治会長、殿田俊三さんに報告してもらった。(編集部)

 「女性起業応援」をテーマにした「ミニフェスタ」が11月23日、清瀬市の男女共同参画センター(アイレック)で開かれた。西武池袋線の沿線3市(西東京市、東久留米市、清瀬市)の男女共同参画連携事業は昨年「ワークライフバランス」を掲げ、3市は「女性起業応援フェスタ」を開いた。この流れを広げようと、今年の連携事業テーマ「防災」とともに、清瀬市は「女性起業応援ミニフェスタ」を同時開催した。3市から参加した21店の「起業家」はどんな人たちか。どんな交流が広がったか。昨年の企画から関わった松本円香さんの報告です。(編集部)

 東久留米市は3月28日、4月1日付けの人事異動を発表した。部長級は、福祉保健部長・福祉事務所長の内野寬香氏が新規再任用。課長級では、経営企画室主幹に関利明氏(東京都から派遣)、生活文化課長に島崎律照氏(市民課長)、市民課長に小島信行氏(教育総務課長)、福祉総務課長に菅原信氏(生活文化課長)らのほか、図書館長の岡野知子氏は新規再任用、などとなっている。(括弧内は前職)

「新年度予算は子ども子育て支援に重点配分した」と語る並木克巳市長

 東久留米市は小学校児童の国語力向上を図るステップアップ学習事業を2016年度に始め、17年度は中学校に対象を広げて実施する。東京都は算数・数学と理科を対象に学力ステップアップ推進地域定めて実施しているが、国語を取り上げた事例は珍しいという。2月23日に開いた記者会見で並木克巳市長が明らかにした。

表彰状(クリックで拡大)

 総務省主催の「平成28年度ふるさとづくり大賞」表彰式が2月4日(土)、東京都千代田区平河町の都市センターホテルで開催され、東久留米市「氷川台自治会」に団体・総務大臣賞が授与された。空き家・空き地を地域の資源として活用し、温かいふれあいのあるコミュニティをつくる長年の取り組みが評価された。同自治会代表の殿田俊三さんに、これまでの活動を振り返った報告を寄稿してもらった。(編集部)

 元旦の東京地方は、雲一つなく晴れ上がった。午後1時20分過ぎ。風もなく、穏やかな正月休み。西武池袋線東久留米駅の富士見テラスに立つと、抜けるような青空の下、富士山の優美な稜線が、望遠レンズの向こうにくっきり浮かび上がった。

協定書を掲げる並木市長(右)と栗田学長(東久留米市市役所)

協定書を掲げる並木市長(右)と栗田学長(東久留米市市役所)

 東久留米市(並木克巳市長)は11月10日(木)、亜細亜大学と包括的連携協力協定を、セブンイレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂とは地域活性化包括連携協定を相次いで締結した。大学とは知的人的交流を図り、セブンイレブン、イトーヨーカ堂とは高齢者見まもり活動や市特産品の開発・販売などで力を借りる。産・官・学の連携で、市民サービス向上を進める狙いだ。

10月から撤去が始まるダストボックス(東久留米市学園町)

10月から撤去が始まるダストボックス(東久留米市学園町)

 東久留米市議会第2回定例会最終日の6月28日(火)、家庭ごみの有料化や戸別収集などを盛り込んだ「廃棄物処理および再利用に関する条例の一部改正案」を自民クラブ、公明党、市議会民進党の賛成多数で可決。5年ごとに制度を見直し市民負担の軽減を考慮するなどの付帯決議も可決した。指定収集袋の製造委託費用などを追加した東久留米市一般会計補正予算案(第1号)も賛成多数で可決、成立。家庭ごみの有料化が本格的に動き出すことになった。

燃やせるごみを集めるグリーンボックス(東久留米市浅間町)

燃やせるごみを集めるグリーンボックス(東久留米市浅間町)

 東久留米市議会厚生委員会が6月21日に開かれ、家庭ごみの有料化や戸別収集などを盛り込んだ「廃棄物処理および再利用に関する条例の一部改正」案を賛成多数で可決。「条例改正の延期」を求めた請願は賛成少数で不採択となった。市の説明によると、今年10月から戸建て住宅の燃やせるごみと布類は戸別収集方式に移行し、現在使用しているダストボックスを順次撤去する。

 西東京市、東久留米市、清瀬市の3市廃棄物を共同処理する施設「柳泉園組合」で高濃度の水銀が排ガスから検出されたことを受けて、外部の専門家らを交えた「水銀混入調査対策委員会」(宮川正孝委員長)が5月11日、東久留米市下里4丁目の同組合管理棟で開かれた。組合側から水銀検出と焼却炉の停止、対応策など一連の経緯が説明され、来年3月までに5回前後の会合で報告書をまとめるスケジュールが示された。次回は7月の予定(日時は未定)。

 東久留米市は[2016年]3月28日、4月1日付け人事異動を発表した。部長級では議会事務局長に荒島久人氏(環境政策課長)、環境安全部長・危機管理室長に山下一美氏(防災防犯課長)、子ども家庭部長に森山義雄氏(企画調整課長)、都市建設部長に小原延之氏(都市計画課長)がそれぞれ昇格。総務部長の西村幸高氏は再任用となって引き続き総務部長を務める。詳細は次のPDFファイルをご覧ください。(北嶋孝)

 東久留米市は[2016年]2月26日、405億6600万円の2016年度一般会計当初予算案を発表した。新たな子育て事業の着手などに伴い、前年度に比べ15億5500万円、4.0%増となり過去最大規模となった。国民健康保険、後期高齢者医療など4つの特別会計を合わせた総額は約696億3480万円で、前年度に比べ約21億4140万円、3.2%増となった。