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ごみ有料化条例案可決 東久留米市議会厚生委員会

By in 市政・議会 on 2016年6月22日
燃やせるごみを集めるグリーンボックス(東久留米市浅間町)

燃やせるごみを集めるグリーンボックス(東久留米市浅間町)

 東久留米市議会厚生委員会が6月21日に開かれ、家庭ごみの有料化や戸別収集などを盛り込んだ「廃棄物処理および再利用に関する条例の一部改正」案を賛成多数で可決。「条例改正の延期」を求めた請願は賛成少数で不採択となった。市の説明によると、今年10月から戸建て住宅の燃やせるごみと布類は戸別収集方式に移行し、現在使用しているダストボックスを順次撤去する。

 条例改正案によると、有料化は来年(2017年)7月から、指定収集袋をスーパーやコンビニなどで購入する形で実施する。手数料(価格)は、燃やせるごみがミニ袋(5リットル相当)1枚10円、小袋(10リットル相当)同20円、中袋(20リットル相当)同40円などとなっている。燃やせないごみも小袋、中袋が同額。容器包装プラスチックは1枚当たり小袋10円、中袋20円、大袋(40リットル相当)40円となっている。

 委員会では有料化実施の時期や方法に疑問が出された。宮川豊史議員(久留米ハートネット)は「市長は公約に掲げなかったごみ有料化を強引に進めようとしている。住民投票で市民の声を聞くべきだ」などと質し、原紀子議員(共産)は「市民の理解を得ていない有料化をなぜ、今議会で決めなければならないのか。延期できない理由はなにか」などと問いかけた。

 並木克巳市長は「(ごみ有料化を)公約でやるともやらないとも言っていなかったが、市長就任の挨拶で、有料化と戸別収集を明らかにした。昨年12月には議会に実施計画の原案を示し、議論を重ねてきた。有料化は10年来の課題。すでに市民説明会も開き、ごみの減量、公平な費用負担などについて市民の理解を求めて進めたい」などと述べた。

 市側の説明によると、多摩26市のうち、家庭ごみ処理手数料を有料化していないのは、東久留米市、小平市、国立市、武蔵村山市の4市という。

 ごみ有料化条例改正案に先立って、市立保育園の全園民営化を目指す市の「保育サービスの施設整備・運営および提供体制に関する実施計画」の撤回や見直しなどを求める請願3件、新設認可保育園の選定の透明性と保育の質の確保を求める請願1件が審議され、いずれも賛成少数で不採択となった。
(北嶋孝)

【関連リンク】
・東久留米市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例(議案第46号)(PDF 501KB
・今年の10月までに資源物回収用ボックスと共同住宅のグリーンボックスを代替容器に置き換えます(東久留米市
・東久留米市家庭ごみ有料化に向けた実施計画 (平成28年2月)(PDF 1.5MB
・家庭ごみ有料化実施のための条例改正の延期を求める請願(請願22号)(PDF 77KB

・東久留米市保育サービスの施設整備・運営及び提供体制に関する実施計画について(平成28年3月
・保育園の民間化計画の撤回、見直し、新設認可保育園の選定の透明性と保育の質の確保を求めるなどの請願4件(請願17号~20号)(PDF 324KB

 

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