新年度予算案などを審議する西東京市議会第1回定例会は2月28日から3月27日まで会期29日間で開かれることになった。各会派の代表質問は3月2日から、文教厚生、建設環境、企画総務の3常任委員会は11日と12日、予算特別委員会は13日から始まる。日程(素案)が2月12日に市議会ホームページに発表された。(北嶋孝)

(2月14日午前10時、小平市天神町)

 黄色の菜の花の向こうで農作業にいそしむ2人。春が巡りきた日本の田舎のごくありふれた風景……ではなく、「都心に一番近いプチ田舎」の眺め、小平グリーンロードの脇道に咲くアブラナを撮った1枚だ。この舗道沿いには野菜の直売所が点在し、この日はネギとサニーレタスを買った。朝晩はまだ冷え込むが、日ごとに陽射しがゆるみ、散歩に心惹かれる季節を迎えた。(片岡義博)

にじバス乗車400万人を記念して保育園児らがくす玉を割った(筆者撮影)

 小平市のコミュニティバス「にじバス」の利用者数が累計400万人を達成することを記念したセレモニーが2月14日、西武新宿線小平駅南口で開かれた。コミュニティタクシー「ぶるべー号」は市の南西地域を周回する新路線の実験運行を実施している。いずれも住民主導で日常生活の移動がより便利になることを目指している。

 現在の西武池袋線の前身となる武蔵野鉄道が開通したのは1915(大正4)年4月15日。池袋~飯能間を小型の蒸気機関車が走った。途中の駅は練馬、石神井(現・石神井公園)、保谷、東久留米などで、東久留米駅は畑と雑木林に囲まれた地に造られたという。

 ひばりタイムスは2015年2月11日に創刊しました。それから丸5年。「西東京市や近隣で起きた出来事、住民の活動を伝える」地域報道サイトでありたいと活動を続けてきました。しかしまだ道半ば。10年が一区切りなら、やっと折り返したところです。これからはまとめて何年ではなく、暦をめくるように一年刻みで歩むつもりです。みなさんのご支援とご協力を得て、地域の多彩多様な活動と出来事を、主体となる住民自身の手で伝えられるように願っています。

「鉄道ファンの中でも私は“乗り鉄”です」と話す清水洽さん

 列車のトイレの変遷に焦点を当てた「列車のトイレ写真展」が、小平市ふれあい下水道館で開かれている(3月22日まで)。旅行や移動中に何気なく利用している列車内のトイレだが、その移り変わりが時代や風土を映し出していることがわかる。

 第1回「西東京百姿」フォトコンテスト(西東京市文化芸術振興会主催)の授賞式が2月9日、西東京市田無庁舎のカフェで開かれた。500点を超える応募作品から100点が選ばれた。西東京市の風景や暮らしを写し撮った文字通りの「百姿」。その中から市内ひばりが丘3丁目の三角善四郎さんの写真が西東京市長賞に選ばれ、丸山浩一市長から賞状と記念の楯が贈られた。100点のパネルは、2月10日から13日まで田無庁舎2階ロビーで展示され、その後市内を巡回する。(写真は、田無庁舎2階の会場)。

転用不可

金賞「節分の朝」(撮影者:金久昌和、撮影地:京都府京丹後市丹後町)

 小平市の名物になっている丸型ポストを題材とする写真コンテストの入賞・入選作品を展示した第12回「丸いポストのある風景」ポストカードフォトコンテスト作品展が、ルネこだいら(小平市民文化会館)1階の情報ロビーで開催されている。3月31日まで。

 冷え込みは厳しくても、花々が長い眠りから覚める季節。西東京いこいの森公園のカンザクラ(寒桜)は好天続きもあって、枝先の花がかなり咲いていた。8日現在、全体では3分か4分咲きか。谷戸小学校沿いのカワヅザクラ(河津桜)はまだ固いつぼみ、ソメイヨシノ(染井吉野)はつぼみも目立たない。しかし日の光を浴びて歩き回ると汗ばむほど。春爛漫はすぐそこまで来ている。(写真は、いこいの森公園のカンザクラが咲き始め=2月8日午後2時18分)(北嶋孝)(写真は筆者撮影)

窓ぎわに飾られたつるし雛(クリックで拡大)

 ひばりが丘団地にある東久留米市南部地域センターの窓ぎわに、つるし雛が飾られていた。中に入ると、ロビーの天井からも手作りの雛がつるされている。地域センターのスタッフによると、毎年7人のボランティアが企画、準備。 花や動物をかたどったものは、子や孫の成長を願う気持ちが込められているという。 展示は3月3日まで。 (梶山るみ)(写真は筆者撮影)

出来上がった5階建ての第2庁舎。2~4階は10日から仕事が始まる

 西東京市田無庁舎敷地内に建設していた第2庁舎が完成し、7日夕に保谷庁舎から引っ越し作業が始まった。2階の子育て支援部と3階~4階の教育部は、10日から新職場の仕事始めとなる。総務課によると、月末までに1階に健康福祉部、5階に生活文化スポーツ部の各課など計300人が移転する。

2020年度予算案を説明する小林正則市長

 小平市は2月6日、2020年度一般会計予算案を発表した。予算規模は総額690億8600万円で、前年より約27億4000万円、4.1%増となり過去最大となった。花小金井南中学校地域開放型体育館新築や学童クラブ新設、地下水放流による用水路整備事業などに力を入れるという。小林正則市長が記者会見で明らかにした。

袋を広げて「福」を呼び込む(田無神社境内)

 2月3日は節分。西東京市の田無神社で毎年恒例の節分祭が行われた。祈祷を済ませた市民らのほか、宝塚歌劇団で活躍し、現在は市内在住の汐美真帆さん、西東京市のPR親善大使になった親子コンビ「完熟フレッシュ」も境内に設置した舞台に登場。「鬼は外、福は内」の掛け声とともに豆をまき、お菓子やミカンも集まった人たちに投げていた。

 練馬区は2月4日から、新型コロナウイルス感染症に関する練馬区コールセンターを開設する。平日の午前9時から午後5時まで保健師が対応。夜間や休日は、国や東京都の相談窓口の対応となる。

 西東京ジュニア・ユースオーケストラの第11回定期演奏会が1月19日、保谷こもれびホールで開かれました。演奏の素晴らしさをたたえ、スタッフの活動にも光を当てる、石田裕子さんの真情溢れる報告です。(編集部)(西東京ジュニア・ユースオーケストラの演奏会=同オーケストラ事務局提供)