西東京市の田無第2庁舎に引っ越し始まる 保谷庁舎から職員300人移転
西東京市田無庁舎敷地内に建設していた第2庁舎が完成し、7日夕に保谷庁舎から引っ越し作業が始まった。2階の子育て支援部と3階~4階の教育部は、10日から新職場の仕事始めとなる。総務課によると、月末までに1階に健康福祉部、5階に生活文化スポーツ部の各課など計300人が移転する。
第2庁舎は旧市民広場に建設された。鉄骨造の5階建て、延べ面積は約3300平米。リース方式で整備された。庁舎統合の暫定方策として2033年まで使われる。その後は、今後決まる統合庁舎に移る予定となっている。
保谷庁舎からの移転に合わせ、2月1日付けで組織改正が実施された。10日から2階に移転するのは子育て支援部の子育て支援課、保育課、児童青少年課。3階は教育部の教育企画課、学務課(旧学校運営課)、教育指導課、社会教育課が入り、教育支援課は4階になる。5階の生活文化スポーツ部の各課は17日から、1階に入る健康福祉部の高齢者支援課と新設された地域共生課は25日から新職場のスタートとなる。
総務課によると、保谷庁舎から田無庁舎側に引っ越すのは約300人。市民課の総合窓口などは保谷庁舎側に残り、5月からは保谷庁舎内の防災・保健福祉総合センターで市民サービスを続けるという。
本庁舎1階入口付近に「福祉丸ごと相談窓口」が新設される。同じ階のすぐ傍に生活福祉課と障害福祉課があり、渡り廊下でつながる第2庁舎1階には高齢者支援課と地域共生課がある。窓口のたらい回しを避け、福祉関連サービスの利用者が同じ階で相談や手続きができるように図った。
組織改正に伴って保谷庁舎の都市整備部は、まちづくり部と都市基盤部に分かれた。まちづくり部は都市計画課、住宅課、建築指導課のほか、交通課が新設された。都市基盤部は道路管理課、道路建設課、用地課、下水道課で構成。両部は2月3日、保谷東分庁舎に移転した。
(北嶋孝)(写真は筆者撮影)
【関連情報】
・組織変更及び一部窓口が移転します(西東京市Web)
・2月1日付け西東京市人事異動(PDF: 86KB)
- 情報欄も4月以降の更新停止 - 2024年3月24日
- 『北多摩戦後クロニクル』3月19日発売 「ひばりタイムス」連載記事を書籍化 - 2024年3月8日
- 東京新聞が「ひばりタイムスの10年」紹介 メディアに掲載されたひばりタイムスの活動は… - 2024年2月27日