西東京市の芝久保第二運動場(芝久保町5丁目)が閉鎖されることになり、9月11日の西東京市議会第3回定例会の文教厚生委員会で、市スポーツ施設条例など関連する2件の条例改正案が可決された。土地所有者から返還の申し出があったため。議会審査がこのまま進めば、テニスコート5面、ゲートボール場2面などが年末に利用できなくなる。市はホームページへの掲載、ポスターやチラシ掲示のほか、10月に利用者説明会を予定するなど利用者らへの周知に努めるという。
西東京市の8月分の介護保険料を年金から天引きする際に処理を誤り、約4万2000人に影響が出た問題について、西東京市の丸山浩一市長は8月28日、西東京市議会第3回定例会の冒頭で経緯を報告し、謝罪した。また生活保護の住宅扶助に認定漏れがあり、1年9ヵ月にわたって支給していなかった問題もお詫び。「一連の不適切な事務執行で重大な誤りを重ねた。弁明の余地はない。適切な時期にしかるべき責任の所在を明らかにする」と述べた。後の質疑で「これまで以上の責任をとらせていただく覚悟だ」とも言明した。(「不適切な事務執行」を報告する丸山市長)

企画総務委員会の中継画面(YouTubeから)
西東京市議会の企画総務委員会(大林光昭委員長)と文教厚生委員会(藤田美智子委員長)が12月6日に開かれた。企画総務委員会は、都市計画道路などの証明書発行手数料を値上げする西東京市手数料条例の改正案などを可決。文教厚生委員会は福祉事務所の所在地を変更する設置条例改正案など5議案を可決した。この日は常任委員会の初ライブ中継。動画共有サイト「YouTube」で間もなく、録画中継を視聴できるようになった。
西東京市議会の文教厚生委員会(藤田美智子委員長)が9月9日に開かれた。西東京市の奨学資金支給制度と奨学基金をそれぞれ廃止する条例案がともに賛成多数で可決された。学校司書を1校に1人配置を求める陳情は可否同数となり、藤田委員長の裁決で不採択となった。奨学資金支給制度は今年1月、市奨学生選考委員会(森本寛子委員長)が廃止を答申していた。
西東京市議会文教厚生委員会(藤田美智子委員長)が6月14日開かれ、幼児教育・保育の無償化に伴う市の児童保育費用徴収条例の改正案を挙手全員で可決した。市内の3~5歳児のうち保育所、幼稚園、認証保育施設などの利用料を無償化し、0歳~2歳児の住民税非課税世帯も無償化の対象になる。ところが3~5歳児の保育料免除世帯では給食費が無償化の対象外となるためあらたに実費徴収が生じるほか、0歳~2歳児の9割以上を占める住民税課税世帯は無償化の対象から外れるなど、複雑な仕組みが明らかになった。
西東京市議会文教厚生委員会(森信一委員長)が6月13日に開かれ、「受動喫煙防止条例の早期制定を求める陳情」をめぐって議論を交わした。東京都が受動喫煙の条例化を2017年に検討するなどの動向に配慮して、「条例による規制のみならず、受動喫煙に対する事業者、住民の啓発に努められたい」との意見を付け、陳情を全会一致で趣旨採択した。
西東京市議会の文教厚生委員会が8月7日(金)に開かれた。西東京市中央図書館、田無公民館、市民会館の関係団体代表、学識経験者らで構成する「合築複合化基本プラン策定懇談会」の第1回開催状況が報告され、懇談会の基本性格や情報、資料提供などについて質疑が交わされた。