西東京市出身の体操選手宮川紗江さんが代表を務める体操教室「SAE Sports Academy」が7月4日、地元西東京市北町にオープンした。2日に開かれたオープニングイベントにはリオデジャネイロ五輪で体操女子日本代表としてともに活躍した寺本明日香さん、内山由綺さんもゲスト参加。宮川さんは「地元の体操教室は長年の夢だった」とあいさつした上で、「来年のパリ五輪出場を目指す」と現役続行の意思も明らかにした。

チャリティーTシャツ(クリックで拡大)

 西東京市出身の体操選手宮川紗江さんが新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言、外出自粛が続くなか、コロナ支援のチャリティーTシャツ販売を始めた。「みんなで困難を乗り越えていこう」などと英語で書かれたホワイトとライトグレーの2種。収益は全額、日本財団災害復興支援特別基金に寄付するという。

採点データを手にして笑顔を見せる宮川選手

 西東京市出身の体操女子、宮川紗江選手(20)が3月22日、練習拠点にしている鎌倉市の徳州会スポーツセンターで跳馬、ゆかなど4種目の試技会を公開した。今年初めに痛めた左膝をケアしながらも「手応えがあった。いい緊張感の中でやれた」と述べ、「(東京)オリンピックに向けて頑張ります」と前向きに語った。

会見する日本体操協会の山本宜史専務理事(左)と遠藤幸一常務理事(右)

 日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長と塚原光男副会長からパワーハラスメントを受けたと、宮川紗江選手(西東京市出身)が告発した問題で、協会から委任された第三者委員会(岩井重一委員長)の調査報告書の内容が12月10日、体操協会の記者会見で明らかにされた。報告書は「悪性度の高い否定的な評価に値する行為であるとまでは客観的に評価できない」としてパワハラ行為を認めなかった。当日の会場で配布されたのは「説明用概要版」という1枚の資料だけ。協会がその日ホームページに掲載した調査報告書の「要約版」(全43ページ)をあらためて紹介し、報告書の立場や前提、構成、分析、提言などを読み解きたい。

速見氏の謝罪文

 体操の宮川紗江選手(18)=西東京市出身=を指導してきた速見佑斗氏(34)は8月31日、「日本体操協会の懲戒処分を受け入れ、地位保全仮処分の申し立てを取り下げる」との文書を発表し、協会宛の「謝罪文」も明らかにした。

 日本体操協会(二木栄徳会長)は30日、宮川紗江選手が塚原光男副会長と塚原千恵子強化本部長のパワハラ問題を提起したことを受けて緊急の対策会議を開き、「第三者委員会を設置し、迅速な調査結果を求める」と決定した。「10月に世界選手権大会を控えて参加選手に配慮し、早期の結果を報告できるようにする」としている。

「 速見コーチの処分は重すぎる」 と訴える宮川選手。 左隣は山口政貴弁護士

 西東京市出身で体操女子の宮川紗江選手(18)が8月29日、東京・霞ヶ関の弁護士会館で記者会見を開いた。指導していた速見佑斗コーチ(34)が宮川選手に暴力を振るったとして、日本体操協会が無期限の登録抹消処分にしたのは「余りにも重すぎる」と処分の軽減を求めた。そのうえで協会役員の言動を挙げ、処分絡みだけでなく選手強化をめぐる具体例も列挙して「パワーハラスメントを受けた」と訴えた。日本体操協会は同夜開いた記者会見で「正式の申し出があれば調査する」と対応を約束した。

 日本体操協会は8月15日、体操女子の速見佑斗コーチ(34)が東京北区のナショナルトレーニングセンター(NTC)で五輪や世界選手権で活躍する宮川紗江選手(18)=西東京市出身=に暴力を振るったとして無期限登録抹消の懲戒処分を発表した。速見コーチはNTCの出入り禁止となり、協会の大会なども参加出来なくなった。

 

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 体操日本女子団体リオ五輪の出場権を獲得した、西東京市出身、セインツ体操クラブの宮川紗江選手(16)が、1月30日、西東京市芝久保町にあるエフエム西東京の生放送番組「ウィークエンドボイス」に出演した。

 西東京市出身の高校1年生、宮川紗江さん(16)が、このほどリオデジャネイロ五輪の出場権を懸けた、第46回世界体操競技選手権大会の日本代表に決まった。[2015年]10月2日(金)には、都内北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた強化合宿の試技会に臨み、演技の確認をした。世界大会は、10月23日にイギリスのグラスゴーで開幕。11月1日まで行われる。