コロナ支援チャリティーTシャツ販売始める 西東京市出身の体操選手宮川紗江さん
西東京市出身の体操選手宮川紗江さんが新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言、外出自粛が続くなか、コロナ支援のチャリティーTシャツ販売を始めた。「みんなで困難を乗り越えていこう」などと英語で書かれたホワイトとライトグレーの2種。収益は全額、日本財団災害復興支援特別基金に寄付するという。
チャリティーTシャツが明かされのは5月8日。宮川さんが自身のSNSに投稿した。「今の自分にできることって何かあるのかなって考えた結果、コロナ支援のチャリティーTシャツを作ることにしました。『パワー・心を一つにして、みんなで困難を乗り越えていこう』という想いを込めました」と気持ちを明かした。
今の自分にできることって何かあるのかなって考えた結果、コロナ支援のチャリティーTシャツを作る事にしました。
『パワー・心を一つにして、みんなで困難を乗り越えていこう』という想いを込めました。詳しくはこちらをご確認ください。#コロナ支援 #チャリティー https://t.co/hDTyQHOOak— 宮川紗江 (@Sae_Miyakawa) May 8, 2020
販売サイトはカラー別、サイズ別。ホワイトは1枚3600円、ライトグレーは4600円。大人用と子供用がある。
問い合わせに対して宮川さんから11日、コメントが届いた。そのなかで「正直初めてで周りの反応とか目標とかも分からないですが、何もやらなきゃ何も生まれないので、やってよかったと思っています」と述べ、まだそれほど売れていないと明かしながら、「それでも私の活動に共感して買ってくれた人がいるし、大きな金額にはならないかもしれないけど、買ってくれた人達の思いはしっかりと日本財団に寄付という形で届けたいと思っています」と続けている。
寄付先は、日本財団災害復興支援特別基金<新型コロナウイルス緊急支援>。販売ページには「具体的な収益と寄付金額は後日公表いたします」と書いている。
宮川さんは西東京市生まれ。リオデジャネイロ五輪に出場し、団体4位のメンバー。コーチの暴力処分や体操協会役員のパワハラ問題を経て、現在は鎌倉市に拠点を置き、来年予定の東京五輪出場をめざしている。得意種目は跳馬とゆか。
(北嶋孝)
【関連情報】
・Saemiyakawa.online shop(HP)
・災害復興支援特別基金<新型コロナウイルス緊急支援>(日本財団)
・宮川紗江オフィシャルサイト(HP)
・宮川紗江(facebook、twitter)