「パワハラ問題」調査の「第三者委員会」設置 日本体操協会の臨時会議で決まる
日本体操協会(二木栄徳会長)は30日、宮川紗江選手が塚原光男副会長と塚原千恵子強化本部長のパワハラ問題を提起したことを受けて緊急の対策会議を開き、「第三者委員会を設置し、迅速な調査結果を求める」と決定した。「10月に世界選手権大会を控えて参加選手に配慮し、早期の結果を報告できるようにする」としている。
協会が発表した文書によると、対策会議に出席したのは二木会長、具志堅幸司副会長、山本宣史専務理事、遠藤幸一常務理事、田中光理事、渡邉榮事務局長の6人。当事者の塚原夫妻は出席しなかった。会議の結果、前日に山本専務が会見で求めた「正式文書などなしに、至急、本件のパワハラ問題についての第三者委員会設置」が決まった。
(北嶋孝)
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