西武バス(本社・所沢市)と武蔵野美術大学(小平市)は、産学協同プロジェクトの第2弾として、バス車窓からの景色を活用して車内で楽しめるレクリエーション「CHIGITTE(チギッテ)」と、バスの進行方向に合わせて広げる新感覚のマップ「ムサビご近所おりがみマップ」の配布を3月中旬から実施している。(写真は、車内レクリエーション「CHIGITTE」の紹介動画。西武バス公式YouTubeチャンネルから)

 コロナ禍の影響で秋の恒例イベントをオンラインで開催するケースが増えている。小平市では武蔵野美術大学が10月29~31日、初の完全オンライン芸術祭を実施するほか、市民活動の見本市「元気村まつり」、商店会主催のハロウィンイベントなどがそれぞれオンラインで開催されている。(写真は、武蔵野美術大学オンライン芸術祭のポスター)

武蔵野美術大学(写真は武蔵野美術大学提供)

 新型コロナウイルス感染拡大による経済的被害のため学業を断念する大学生が相次ぐ中、武蔵野美術大学(小平市)は5月4日、窮状にあえぐ学生を経済的に支えようと貸付金と給付金を柱とする緊急支援制度を独自に導入すると発表した。

入構禁止となった武蔵野美術大学(写真は武蔵野美術大学提供)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、武蔵野美術大学が学生のキャンパス入構を禁止したのをはじめ、3月5日までに小平市内の6つの大学では卒業式や入学式など各種行事の中止・規模縮小の決定が相次いでいる。

壁一面に並べられた手足形(会場:武蔵野美術大学美術館)

 福井県の仏堂に病気平癒のため奉納された「手足形」約1500点を展示した企画展「くらしの造形20 手のかたち・手のちから」が、武蔵野美術大学美術館(小平市小川町)で開催されている(9月21日まで)。箸やハサミなど手に関わる生活用具も併せて展示し、私たちの暮らしを支える手の造形と働きを探る展覧会となっている。

作品では靴が重要なモチーフとなる(写真は「演劇実験室◎万有引力」提供)

 1978年の初演以来、世界各国で上演されてきた寺山修司主宰の劇団「演劇実験室・天井棧敷」の代表作「奴婢訓」が7月2〜7日、武蔵野美術大学(小平市小川町)で上演された。作品の舞台美術を担当した小竹信節・同大教授の退任記念公演として、天井桟敷の演劇スタイルを継承する「演劇実験室◎万有引力」が大学美術館内で幻想的な舞台を繰り広げた。

絵を説明する武蔵野美術大学生の作者

 西東京市立向台小学校で3月22日、武蔵野美術大学の学生が、卒業する6年生に向け、黒板いっぱいに色とりどりのチョークで絵を描く「黒板ジャック」を行った。