新型コロナウイルス感染が広まってから3年が過ぎました。8月23日現在、全国のウイルス陽性者は1732万5025人です(厚生労働省統計)。日本の総人口1億2478万人の14%弱、7~8人に1人の割合です。感染しても珍しくありません。でも自分が、あるいは家族、近所など、身近に感染者が出たらどうでしょうか。市民ライターズ倶楽部の執筆メンバーによる、それぞれのケース報告です。(編集部)

 西東京市は8月16日、新型コロナウイルス感染者は8月10日から16日までの1週間で計2365人になったと発表した。前週より204人減となったが、3週連続2000人台を記録した。累計感染者は3万1232人。13日に3万0198人となって3万人を超えた。(グラフは西東京市Webから)

 東京都教育委員会(都教委)によって今年11月末に初めて実施予定の「英語スピーキングテスト」の結果が、来春の東京都立高校入学試験で「活用」されることになっています。都教委は3年前、「進研ゼミ」などで知られるベネッセコーポレーションと協定を結んで準備してきました。西東京市で7月末に開かれた緊急学習会で、このテストの問題点が数多く指摘されました。主催団体の一つ西東京市の「憲法を教育に生かす会」の西田昭司さんが報告します。(編集部)

 東日本大震災で起きた東京電力の福島原発事故は被害甚大で、影響は今も続いています。東久留米市在住の兼子義久さんは震災後、現地に通って撮った写真をまとめ、8月19から22日まで小金井市の宮地楽器ホール地下市民ギャラリーで写真展を開きます。個展の準備に忙しい兼子さんに、これまでの取り組みを報告していただきました。(編集部)(写真は、富岡漁港の日の出=富岡町、2021年10月7日撮影)

◎勤続20年でも見えない壁 配慮の裏側に何が
 長瀬千雅(ライター/編集者)

 本書の主人公、三戸学さんは「車いすの先生」だ。生まれつきの脳性まひで四肢に不自由がある。2000年に秋田県の教員採用試験に合格。中学校で数学を教える。受け持ったクラスの成績は悪くない。卓球部の監督として女子団体チームを地区優勝へ導いたこともある。「(障害があるのに)すごいですね」「がんばっていますね」と言われる。なのに22年間、どれほど希望しても担任にはなれない。毎年毎年、期待してはがっかりするの繰り返し。それでも諦めない三戸さんの行動は、わたしたちに問いを差し出す。その問いが、本書のタイトルになっている。

 西東京市は8月9日、市内の新型コロナウイルス感染は8月2日から9日までの1週間で計2569人になったと発表した。前週より478人減となったものの2週連続2000人を超えた。特に8月6日は626人となり、2020年4月以降の1日最多感染者数を新たに更新した。

 西東京市は8月2日、市内の新型コロナウイルス感染は7月27日から8月2日の1週間で3047人になったと発表した。前週より1162人増えて初めて3000人を突破。3週連続の過去最多となった。

 西東京市は7月12日、市内の新型コロナウイルス週間感染者は685人と発表した。前週より435人多く2.7倍に急増した。市内の保育園や小中学校での感染も広がってきた。東京都全体では12日まとめの新規感染は1万1,511人と1万人を突破し、前週の2.4倍に増えている。(グラフは西東京市Webから)

 参議院選挙の投開票が7月10日に実施された。東京都選挙管理委員会のまとめによると、東京都選挙区の投票率は56.55%、前回51.77%より4.78ポイント高となった。西東京市は58.39%となり、前回53.65%より4.74ポイント上回った。

20年記念誌

設立20年記念誌の表紙(クリックで拡大)

 早稲田大学卒業生らでつくる「西東京稲門会」は、西東京市の誕生とともに旧田無、保谷の両稲門会が合併、スタートしました。その歩みをたどる「設立20周年記念誌」がこのほど完成。詳細な年表、「稲門寺子屋西東京」などの地域貢献活動、多芸多才な会員のエッセイなどを盛り込んだ内容を編集委員の野口みどりさんが報告します。(編集部)(写真は、発送作業に取り組むボランティア会員たち)

 

1.庶民の楽しみに衝撃が走った!

 

 年金生活者は、収入が増えることはない。このため、小銭を貯金箱に入れてコツコツ貯め、電気製品が壊れたなどのイザという時や、たまにちょっと贅沢をする時などに使う人が結構いる。500円玉貯金をしている人、小銭入れが重くなったら、少しずつ貯金するという人などなど。こうした小銭も、塵も積もれば山となるで、結構溜まるものだ。

 西東京市は7月5日、市内の新型コロナウイルス週間感染者は250人と発表した。前週より61人増えた。今年1月半ば以降、6月8日~14日の週の165人が底だったが、このところ上昇の兆しがみえる。累計患者は1万9203人。(グラフは西東京市Webから)

 小平市は7月1日、粗大ごみ減量対策として地域情報サイト「ジモティー」を運営する株式会社ジモティーとリユース(再利用)に関する協定を締結した。今後、市報や公式サイトを通じてジモティーを活用した不用品の再利用を働きかける。(写真は、小平市リサイクルセンターにある粗大家具などの展示・販売会場=小平市公式サイトより)

『武蔵野鉄道が通る!-保谷周辺を中心に-』(クリックで拡大)

 西武池袋線に関心のある人には見逃せない一冊『武蔵野鉄道が通る! -保谷周辺を中心に-』が7月1日に発行されました。西武鉄道の前身「武蔵野鉄道」を創成期から概観し、写真やイラスト、表など貴重な資料を盛り込み、さらに所沢~池袋間の各駅を手分けして調査。駅の変貌と地元の思いを掘り起こしたA4版、44ページ。著者は「下保谷の自然と文化を記録する会」の萩原恵子さんと松田宗男さん。共著者の一人、松田さんの報告です。(編集部)

 西東京市は6月28日、市内の新規の週間コロナ感染(6月22日~28日)は189人になったと発表した。前週と同数で、2週前から24人増えている。累計患者は1万8953人となった。