住民監査請求の記者会見で理由などを話す西東京市議の森輝雄氏(中央)(武蔵野市役所記者クラブ)

住民監査請求の記者会見で、請求理由などを説明する西東京市議の森輝雄氏(中央)ら住民(武蔵野市役所記者クラブ)

 ごみ焼却施設の運営や管理などを15年間、総額144億円で民間会社に一括委託する契約は止めてほしい-。西東京市、東久留米市、清瀬市のごみを共同処理する一部事務組合「柳泉園」(東久留米市下里4丁目)の監査委員に対し、3市の住民6人が11月4日(金)、住民監査請求を出した。西東京市の住民3人もこれに関連して同日、住民監査請求を同市監査委員に出し、柳泉園の15年に及ぶ債務負担行為に西東京市の公金を支出しないよう求めた。

 第2回のコラムで、若者に「社会に貢献したい」という意識が高まっていると記したが、「まちづくり」や「市民活動」に若者を呼び込むのは、なかなか難しい。多くの市民団体は、資金的な余裕がなく、若い人を雇えるだけの力がないからだ。時間が豊富な年金暮らしの人が中心となり、若い人は、土日等時間をやりくりしてボランティアで手伝うというのが一般的で、持ち上がりで年齢が高まっている。… 続きを読む

中央図書館と田無公民館

西東京市中央図書館(手前)と田無公民館(奥)

 西東京市の中央図書館、田無公民館を、老朽化の進んだ市民会館と一緒に建て替える3館合築複合化の基本プラン策定は来年に持ち越されることになった。丸山浩一市長が10月28日(金)に開かれた市議会文教厚生委員会に出席して明らかにした。基本プラン策定のスケジュール変更は3度目となる。

 西東京市議会第4回定例会は12月2日から20日まで会期20日間の日程で開かれる。市議会ホームページに11月1日に公表された。  付議案件、一般質問進行予定、一般質問通告内容は11月30日ごろ、市議会ページに掲載予定。

 

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教科テスト用紙

 文部科学省が今年4月に実施した全国学力・学習状況調査結果の西東京市分が明らかにな った。小中学生の国語、算数・数学の正答率はともに全国平均より2.1~5.5ポイント高く、東京都より0.6~3.5ポイント高かった。しかし小中学校の教科連携や学習指導の工夫が全国平均より目立って低いなど、学校側の課題が浮き彫りになった。10月25日に開かれた西東京市教育委員会に報告された。

昨年9月6日の倒壊建物救出救助訓練のレポート(筆者提供)

昨年9月6日の倒壊建物救出救助訓練のレポート(筆者提供)

 西東京市と「災害時における災害情報等の放送に関する協定」を結ぶ、エフエム西東京(84.2MH)は、10月30日(日)午前8時55から、特別番組「西東京市総合防災訓練2016」を1時間半にわたって放送する。

写真の基本を語る講師の賀陽智之さん(コール田無会議室)

写真撮影の基本を語る講師の賀陽智之さん(コール田無会議室)

 ひばりタイムス主催の写真セミナー「もっとうまくなる写真再入門-ステップアップの取材撮影」が10月15日(土)と23日(日)、西東京市の文化交流施設「コール田無」会議室で開かれた。講師は田無神社宮司でカメラマンの賀陽智之さん。会社の広報紙担当、大手企業の会社員、市民団体のメンバーらで両日ともほぼ満席(定員20人)。写真の構図や撮影のノウハウを熱心に学んだ。

水彩画・ガスタンク ©大貫伸樹 (禁無断転載 クリックで拡大)

水彩画・ガスタンク ©大貫伸樹 (禁無断転載 クリックで拡大)

 夕日に染まると巨大なおっぱいのようにみえるので、私はひそかに「おっぱいガスタンク」よ呼んでいるが、正式名称は知らない。そんな愛らしい球体形のガスタンクが西武柳沢駅南口から400m程南の青梅街道沿いにある。>> 続きを読む

 

係員が誘導して避難します!

震度6強の地震!との想定。係員の誘導で、観客は館外に無事避難

 災害は時と場所を選ばない。そのときどうするか-。西東京市の保谷こもれびホールで10月15日(土)、いざというときに備える「避難訓練付きコンサート」が開かれた。開演直後に地震が起きたという想定で、ホールの職員らが家族連れの多い聴衆を誘導して館外へ。西東京消防署員らの救助活動が終わった後ホールに引き返し、約160人の聴衆が名曲の調べに耳を傾けた。

市職員の説明を熱心に聞く来訪者(保谷駅前公民館図書館)

市職員の説明を熱心に聞いたりアンケートに答えたりする来訪者(保谷駅前公民館図書館)

 西東京市の庁舎統合計画の現状を図入りで説明したパネル展が10月14日(金)、保谷駅前公民館図書館のロビーで始まった。展示は3日間の予定。15日はいこいの森パークセンター、16日は田無駅北口のアスタビル2階センターコートで、ともに午前10時から午後4時まで開かれる。

手作りのくすだまで「祝10周年」

手作りのくすだまで「祝10周年」(下野谷遺跡公園)

 縄文時代の大集落が地下に眠る「下野谷遺跡公園」(西東京市東伏見6丁目)で、10月9日(日)、第10回縄文の森の秋まつりが開かれた。開園から10年を迎えた今回は、火おこしや勾玉づくりの他、公園近くの東伏見小学校にある「東伏見歴史館」も特別公開された。朝降っていた雨も昼前にはやみ、700人を超える親子づれなどが訪れ、古代人の生活に思いをはせた。

「憲法かわら版」第34号の表紙(クリックで拡大)

「憲法かわら版」第34号の表紙(クリックで拡大)

 憲法擁護を掲げて活動してきた「SAVE ザ 9条・SAVE ザ 憲法 西東京市民の会」の機関紙「憲法かわら版」第34号が7月1日から10日まで、市内の公民館で「公職選挙法に触れる」などとして告知棚などに配架されなかった。選挙が終わった11日から配架、公開されたが、東京都知事選挙期間中(7月14日-31日)はまた撤去された。機関紙は選挙終了後に公民館の棚などに戻された。「市民の会」はすぐに抗議。3ヵ月余り経っても双方の見解は平行線をたどっている。何が違い、何が問われているのか。双方の言い分を聞いた。(編集部)

ヨイヨイ、ヨヤサッ。神社前は、担ぎ手と市民らが一体となった。

神輿の担ぎ手と市民らが神社前で一体となった(2016年10月9日午後4時ごろ)

 西東京市の田無神社例大祭が、10月8日と9日の2日間、雨上がりの天候の下で行われた。8日は2年ぶりに復活した万燈神輿が、9日は本社神輿が街を練り歩いた。参道には出店が並び、舞殿ではカラオケ大会の歌声や和太鼓が響く。境内は終日、家族連れなど参詣する人たちで賑わった。

 社会の仕組みや課題を解決するソーシャル・イノベーションという手法が注目を浴びています。特に若い人たちの間で「社会に役立つ」仕事を自分たちで立ち上げるケースが目に付くようにないりました。「まちおもい帖」の第2回は「社会に貢献したい若者が増えている」です。じっくりご覧ください。(編集部) >> 第2回

南部地域協力ネットワークの定例会

南部地域協力ネットワークの定例会(南部地域協力ネットワーク提供)

 住民組織や関係団体などが連携協力して地域づくりをする西東京市南部地域協力ネットワークが9月21日、会の活動などを地域住民に知らせる広報紙を発行した。今後年2回発行する予定。