清々しく澄んだ秋の空気にひときわ香る金木犀。小金井公園江戸東京たてもの園前の両脇に立つ大木2本は、2日に訪れた折には開花が始まっていた。小さなオレンジ色の花から放たれる芳香が周辺を満たしている。

 西東京市は10月5日、市内私立認可保育施設の女子園児1人が新型コロナウイルスに感染したことを受けて、園内の濃厚接触者のPCR検査を実施した結果、3日に全員の陰性が判明したと発表した。「当該施設は今般感染が拡大する状況にありません」としている。

 西東京市は10月5日、介護職員の新型コロナウイルス感染が判明した市内の特別養護老人ホームで、濃厚接触者と特定された職員2人のPCR検査を実施した結果、ともに陰性が3日に確認されたと発表した。これで入所者も含め、濃厚接触者全員が陰性と判明した。

 練馬区は10月2日、区立認可保育施設の園児1人が新型コロナウイルスに感染していると判明したと発表した。濃厚接触者と特定された園児21人、職員11人の計32人はPCR検査を実施する予定。施設は10月3日から6日まで臨時休園する。

順天堂大学医学部附属練馬病院

 入院患者ら40人の新型コロナウイルス感染者が出た練馬区高野台の順天堂大学医学部附属練馬病院(児島邦明院長)で10月2日、医師、看護師ら10人の感染があらたに確認された。感染者は計50人となり、練馬区は「クラスター(感染者集団)」としている。

 西東京市は10月2日、職員の新型コロナウイルス感染が確認された西東京市の特別養護老人ホームで、多摩小平保健所が濃厚接触者と特定した入所者のPCR検査を実施した結果、全員の陰性が判明したと発表した。

 毎年5月、西東京市のいこいの森公園で開催してきた「アースデイフェア in 西東京」が新型コロナ感染の影響で中止された。案内リーフレットもほぼ完成し、実行委員会が取り組みを進めていた矢先だった。「来年にはぜひ開催したい」との声に応えて、年1回のイベントだけにせず、日常的な会員相互の交流と市民への情報発信をしていこうと9月27日、西東京市西原総合教育施設で「アースデイネット連絡協議会」(略称アースデイネット)が発足した。(写真は、コロナ禍の会議は定員も限定)

 西東京市は10月1日、市内の公立認可保育施設園児2人の新型コロナウイルス感染を確認したあと園内の濃厚接触者にPCR検査を実施した結果、全員が陰性と判明したと発表した。「当該施設では今般感染が拡大する状況にありません」という。

 東久留米市が市制施行50周年記念事業の一つとして企画した市のプロモーション動画が完成し、10月4日から市のホームページなどで公開することになった。湧水と清流、木々の緑など、東久留米の魅力的な風物を織り込み、どこか懐かしい「東京別世界」を色彩豊かに展開している。

順天堂大学医学部附属練馬病院

 練馬区と順天堂大学医学部附属練馬病院(練馬区高野台3丁目、児島邦明院長)は9月30日、病棟看護師、医師ら計7人の新型コロナウイルス感染を9月28日夕方に確認し、翌29日に病棟関係者全員にPCR検査を実施したところ、あらたに医師、研修医、看護師、患者ら計33人の陽性を確認したと発表した。感染者は計40人に上る。集団感染となった同病院は当分の間、予約のない新規の外来診療と新規の入院を中止する。