入院患者、医師、看護師ら40人が新型コロナウイルス感染 順天堂大学医学部附属練馬病院

投稿者: カテゴリー: 新型コロナウイルス オン 2020年10月1日

順天堂大学医学部附属練馬病院

 練馬区と順天堂大学医学部附属練馬病院(練馬区高野台3丁目、児島邦明院長)は9月30日、病棟看護師、医師ら計7人の新型コロナウイルス感染を9月28日夕方に確認し、翌29日に病棟関係者全員にPCR検査を実施したところ、あらたに医師、研修医、看護師、患者ら計33人の陽性を確認したと発表した。感染者は計40人に上る。集団感染となった同病院は当分の間、予約のない新規の外来診療と新規の入院を中止する。

 

 発表によると、28日夕方に感染を確認したのは、病棟看護師4人、医師1人、研修医1人、薬剤師1人。感染源と思われる7階B病棟の全ての関係者119人にPCR検査を実施した。その結果陽性を確認したのは医師1人、研修医5人、看護師9人、事務員1人のほか、入院患者は17人に上った。

 

 病院側は練馬区保健所の指導によって、引き続き入院患者、職員のPCR検査を進め、既に退院した患者にも連絡をとって対応する。経過は今後随時、病院のホームページや院内掲示板で報告する、としている。

 

 同病院は病床数400床。東京都指定二次救急医療機関として、入院治療や手術を必要とする重症患者に対応している。感染源とみられる7階B病棟は、血液内科の患者が主に入院する一般病棟。同病院は7月にも、看護師4人の感染を発表している。

 

【関連情報】
・順天堂大学医学部附属練馬病院における新型コロナウイルス感染症の発生について(練馬区
・9/30 職員における新型コロナウイルス感染症発生のご報告(順天堂大学医学部附属練馬病院

 

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