新たに10人がPCR検査で陽性 順天堂練馬病院のコロナ感染者は計50人に

投稿者: カテゴリー: 新型コロナウイルス オン 2020年10月2日

順天堂大学医学部附属練馬病院

 入院患者ら40人の新型コロナウイルス感染者が出た練馬区高野台の順天堂大学医学部附属練馬病院(児島邦明院長)で10月2日、医師、看護師ら10人の感染があらたに確認された。感染者は計50人となり、練馬区は「クラスター(感染者集団)」としている。

 

 練馬区の発表によると、2日までにPCR検査の結果が判明した131人のうち、感染が確認された10人の内訳は、医師・研修医3人、看護師・看護助手3人、技師1人、そのうえ退院していた患者3人も含まれる。これで同病院の感染者は医師・研修医11人、看護師・看護助手16人、薬剤師・技師2人、事務員1人、患者20人の計50人に上った。

 

 練馬区は「事実経過などの公表は順天堂大学医学部附属練馬病院において行うものですが、区民等への影響を考慮し区においても概要を公表」したと説明している。

 

 同病院はホームページに掲載した「報告」で、「当該職員は保健所の指示に従い、入院、その他施設で隔離しています」としながらも、「感染経緯の詳細は不明で現在調査継続中です」としている。

 

 今後は「練馬区保健所の指導を仰ぎながら、感染者との軽微な接触やコロナウイルス感染が疑われる症状のある入院患者さん、職員のPCR検査を進め、既に退院された患者さんについても、連絡をとり適切な対応に努めます」と説明している。
(北嶋孝)

 

【関連情報】
・順天堂大学医学部附属練馬病院における新型コロナウイルス感染症の発生について(第2報)(練馬区
・10/2 職員における新型コロナウイルス感染症発生のご報告(第2報)(順天堂大学医学部附属練馬病院

 

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