【書評】

殺害に成功したが、事件の隠蔽には失敗した
野洲 修(西東京市在住)

 金正男氏は言うまでもなく、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の兄である。今年2月13日、大勢の人々が行きかう白昼のマレーシア・クアラルンプール国際空港で暗殺された。本書は、9か月たった今なお謎が多いこの事件を、現地に駐在する新聞記者たちが丹念に追った記録だ。

 団塊の世代が75歳以上になる2025年に向け、わたしたちができることは何か-西東京市は11月9日、高齢者らの介護への理解と認識を深めるための啓発行事「『介護の日』イベント」を田無駅北口アスタ2階センターコートで開いた。今回で9回目。同市社会福祉協議会など福祉関係機関7団体が参加して介護予防の体験なども実施。行政だけでなく市民の健康意識向上と助け合いの力で町を支えようと訴えた。(写真は、西東京市の「いこいーな」と同市社協の「福しんごうくん」)

「市民が主役、市民参加のまちづくり」を表明した桜木善生氏(東久留米市商工会館)

 12月に予定される東久留米市長選挙に、市会議員の桜木善生よしお氏(社民)が無所属で出馬する。11月9日に開かれた記者会見で表明した。社民党、共産党と同市議会会派の市民自治フォーラムが推薦し、立憲民主党、自由党などに推薦を依頼する。

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 私たち医療者が適切な治療やケアをするためには、患者さん本人が病気や自分の状態についてどのぐらい理解し、どのようにしたいと思っているのかを知らなければなりません。そのためには、まず病気について、治療やケアの方法やその効果さらに治療に伴う問題点を含めて丁寧に説明します。それに加えて、ご本人の気持ちや考えを十分にお聞きして相談をしたうえで最終的な治療方針を決定します。…>>続きを読む

 

来場者でいっぱいのハンサムママ会場(田無・アスタ)

 子育ての経験を生かした手作り品や技術などを提供する「ハンサムママフェスタ」が11月2日、田無駅北口アスタ2階センターコートで開かれた。今年7月の開催に続いて2回目。今回は販売方法の課題解決に意欲を持つ出店者をメーンに22のブースが軒を連ねた。

 

挨拶するピンククロスプロジェクト発起人の飯田祐巳さん(右)

 看護師らの専門集団「ピンククロスプロジェクト」が11月1日、70万人と言われる潜在看護師の働き方改革をテーマにしたトークショーを開いた。特に災害の多い日本では、病院など医療機関で働くだけが看護師ではなく、災害時も災害後も、知識と経験を生かして生活に密着した地域活動が期待されているとの指摘があり、潜在看護師の“防災ナース”としての役割にあらためて光が当たった。

「スクラッチ」を学ぶWebサイトのトップ画面

 西東京市教育委員会(木村俊二教育長)と技術系の人材派遣会社VSN(川崎健一郎社長)が連携し、市内の小学校でプログラミングの授業を11月中旬から試行的に始めることになった。動物のキャラクターなどを使う初心者向けのコンピューター言語を使ってゲームやアニメを作り、プログラミングの楽しさを伝える。

パネル展示を見る来場者(筆者撮影)

 小平市でサークル活動をしている団体が展示や体験会を通じて自分たちの取り組みを紹介する「中央公民館サークルフェア2017」が11月3日から5日まで小平市小川町の中央公民館で開催された。

 今年12月に行われる東久留米市長選挙に、同市議の桜木善生よしお氏(社民党)が出馬する。11月4日に開かれた市民団体「新しい市政を創る会」の集会で明らかになった。今後市民団体が社民党、共産党、民進党、立憲民主党、都民ファーストの会などとも話し合い、無所属として立候補する見通し。11月9日に予定の記者会見で正式発表する。

社会福祉法人東京聖新会理事の尾林和子さんの講演

 西東京市は10月31日、市が実施する認知症を知る1か月キャンペーンの一環として、「認知症講演会」をコール田無多目的ホールで開いた。社会福祉法人東京聖新会の理事で東京都認知症介護指導者の尾林和子さんが、「認知症とともに暮らす~認知症介護の最前線から『心のレポート』をお伝えします~」をテーマに講演した。会場を埋める聴衆は真剣な表情で話に耳を傾けていた。

 西東京市と東久留米市にまたがるひばりが丘団地に「ひばりテラス118」が出来てから2年。そこを拠点に活動しているコミュニティー団体「まちにわ ひばりが丘」が10月28日と29日の2日間、年に1度のお祭「にわジャム2017」を開きました。台風の影響で雨と風が強かったのに、多くの人たちが集まって楽しいイベントになりました。ボランティアスタッフとして参加した白井真純さんと渡邉篤子さんの報告です。(編集部)

(出所)西東京市のHPより

 西東京市は、平成28(2016)年度に「見のがしてたね、西東京市」というやや自虐的なキャッチコピーを打ち出し、西武鉄道の中吊り広告や市内商店街にフラッグを掲げた。その心は、「合併で市の名称が変わり、知名度がいまひとつだけれど、世界有数のプラネタリウムを備えた多摩六都科学館や国史跡下野谷遺跡などの文化的資源があり、農地や屋敷林などの緑も多く… >> 続きを読む