最初の画面

 新型コロナウイルス感染症の影響が広がるなか、AI(人工知能)を活用し、対話形式で24時間応答する「練馬区生活相談チャット」が始まった。練馬区によると、問い合わせの多い「特別定額給付金」と、住宅確保給付金などの「生活支援」に絞った専用チャットボットシステムは全国初という。

出所:都内の最新感染動向から(東京都コロナウイルス感染対策サイト)

 東京都は5月15日、都内の医療機関から報告された新型コロナウイルス感染症の新たな患者は9人となり、感染経路不明はこのうち6人などと発表した。新患者が1桁になったのは3月22日(3人)以来。重症は 53人、死亡は7人増えて219人、患者総数は5036人となった。西東京市は前日と変わらず46人だった。

 新型コロナウイルス感染拡大による長期休校によって、学ぶ機会や意欲を失っている障害のある子どもたちを励まし勇気づけようと、津田塾大学(小平市)の研究グループがネット上のオンライン教材を紹介するポータルサイト「学びの危機」を開設した。大学生や大学院生が中心となって作成し、教材の特徴や使い方ガイドのほか楽しみながら学べる工夫やアイデアを満載している。

 今年一番の暑さとなった5月13日、ひばりが丘団地にあるコミュニティー施設「ひばりテラス118」の駐車場に、キッチンカーがやってきた。「食事作りの負担を少し軽く」「食生活にちょっとした変化を」-。「テラス」を運営する「まちにわ ひばりが丘」が、日頃一緒に街づくりをする住民ボランティアと企画したプロジェクト。外出自粛で単調になりがちな毎日に「少し変化を演出する」試みだ。(写真:ひばりテラス118の駐車場で開店)

出所:東京都福祉保健局「新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(第343報報)」

 東京都は5月14日、都内の医療機関から報告された新型コロナウイルス感染症の新たな患者は30人となり、感染経路不明はこのうち12人などと発表した。新患者は12日間連続2桁台。重症は 54人、死亡は9人増えて212人、患者総数は5027人となった。西東京市は4人増えて46人だった。

 西東京市は5月14日、西東京市医師会(指田純会長)が新型コロナウイルス感染症のPCR検査センターを同日開設したと発表した。かかりつけ医が必要と判断した人を対象とする完全予約制。徒歩のウオークイン、車のドライブスルーの両方式に対応し、1日約20件の検査を予定している。

 小平市は5月12日、毎年6月中旬にグリーンロード沿いのあじさい公園で開催してきた「こだいらあじさいまつり」を中止すると発表した。理由は「新型コロナウイルス感染防止のため」(産業振興課)。開花時期に花の刈り取りなどは行わない。(写真は、昨年の「あじさいまつり」2019年6月)

「博物館相当施設」になった多摩六都科学館

 多摩六都科学館は5月12日、同館が11日付けで東京都教育委員会から「博物館相当施設」に指定され、「東京都公報」に告示が掲載された、と発表した。同館は「科学館の持つ資料を生かして、今後もなおいっそう、科学の面白さを伝える展示、プログラムづくりに努めます」と述べている。

出所:都内の最新感染動向から(東京都コロナウイルス感染対策サイト)

 東京都は5月13日、都内の保健所から発生届が提出された日を基準とする新型コロナウイルス感染症の新たな患者は医療機関が行った検査も含めて10人となり、感染経路不明はこのうち4人などと発表した。新患者は11日間連続2桁台。重症は 52人、死亡は7人増えて203人、患者総数は 4997人となった。西東京市は変わらず42人だった。

 西東京市選挙管理委員会(曽根原良仁委員長)は5月13日、任期満了に伴う西東京市長選について、2021年1月31日告示、2月7日執行と決定した。2001年2月に西東京市の最初の市長選が行われ、これで6回目となる。

 西東京市の子ども食堂の一つ、天理教田無分教会で毎月一度12日に行われていた「陽気なキッチン」。コロナの自粛要請で、会場が使えなくなる市内の子ども食堂が多い中、自前の場所を持つ「陽気なキッチン」が、ランチのテイクアウトを始めた。(写真は、手作りの「子ども食堂」ピンクの旗)

出所:東京都福祉保健局「新型コロナウイルスに関連した患者の発生について(第335報)」

 東京都は5月12日、都内の医療機関から報告された新型コロナウイルス感染症の新たな患者は28人となり、感染経路不明はこのうち13人などと発表した。新患者は10日間連続2桁台。重症は56人、死亡は7人増えて196人、患者総数は4987人となった。西東京市は変わらず42人だった。

チャリティーTシャツ(クリックで拡大)

 西東京市出身の体操選手宮川紗江さんが新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言、外出自粛が続くなか、コロナ支援のチャリティーTシャツ販売を始めた。「みんなで困難を乗り越えていこう」などと英語で書かれたホワイトとライトグレーの2種。収益は全額、日本財団災害復興支援特別基金に寄付するという。

練馬光が丘病院

 練馬区と練馬光が丘病院は5月12日、院内感染で4月30日から5月9日にかけて発熱症状があり、感染者と濃厚接触したりした45人の検査結果を発表した。あらたに患者2人、看護師3人の感染が確認され、感染者は計57人、うち患者26人、職員31人となった。さらに患者2人の死亡も公表され、死者は計7人になった。

長く使われていない教室(嘉悦大学)

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため各大学が導入するオンライン授業が、5月11日から順次始まった。しかしほとんどが初の試みのため試行錯誤が続いている。小平市内の大学でもさまざまな課題が浮上している。